tako2008さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
『日米開戦の正体』で、私は次のように書きました。引用します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++、
夏目漱石は『それから』で日本を牛と競争する蛙に例えて「もう腹が裂けるよ」と書いています
小説家は人間の真実を追求していますが、彼らが社会現象に目を向けた時、社会学者より、端的に真実を指摘することがあります。
夏目漱石がそうです。
夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。
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「大袈裟に云うと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。第一、日本程借金を拵らえて、貧乏震いをしている国はありゃしない。この借金が君、何時になったら返せると思うか。そりゃ外債位は返せるだろう。けれども、そればかりが借金じゃありゃしない。日本は西洋から借金でもしなけ
ネトウヨ・オヤジへ。
ホントに、うっとうしいお方だな。
当初は中国への外交姿勢(対中戦略)の話だったはず・・。
なんでそれが戦略家の評価の話に摩り替わっているのよ!(笑)
ブレンジンスキーは、戦略家というよりも、戦術家に近いのです。
そして、ネオコンとの関係が非常に強い。
対して、キッシンジャーの方がより広い視野で世界を見ている。
但し、「局所的な策略」が討てるかというと、おそらく無理。
例えば、ウクライナに仕掛けた謀略の評価としては、
「欧州諸国とロシアを離間させた」という観点では成功。
これに対して、大局的な観点で見た場合は、
「欧州の米国離れを招いた」「ロシアと中国を接近させた」
といった結果となり、失敗です。
総合的に国益への影響としてみた場合、マイナスでしょう。
キシンジャーは当初からNATOの東方拡大にも、
今回のウクライナへの政治介入にも反対。
ウクライナ問題については、キシンジャーの見解が正しかった
とうことでしょう。
重要なことは、対中国への姿勢については、両者とも意見が
一致しているということです。
それだけのこと。
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