tako2008さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
秋が歩いてくる、風の無謬の足で
すすきの湿原を、すすきの隙間を
早すぎる秋を出迎えるつもりで
私たちも無言で歩いていた
狭い、狭い木の道を行けば遠い山の姿が見える
高い、高いすすきの影に快活な知識をもつトンボが乱舞する
物陰に潜むのはどんな日の生者たちか
ここで氷を割ったのかい
石を焼いたのかい
どんな季節のオレンジ色の太陽やどんな雨雲の下で
歌があったの
笛と弦を知っていたの
群れなす鳥を捕ったの
すすきが隠す古い旋律には耳が届かないけれど
ざわめく雲のような希望を捨てることはない
私はきみたちに語りかける
小さな森を探そう、極小の森でいい
兎がいなくてもいい、フクロウの姿が見えなくても
ここは生命が死に移行する地帯
死がたくさんの生命を芽吹かせる場所
菌類が最終的に支配し
環形動物がせっせと働く森では
絶えずかたちが組み替えられ
絶えず色彩と動きが変わる
だがすべてが結局はひとつの
何かの謎かけ・・??
前回の記事のコメントに、米中対立とこれからのアジアにおける
日本の役割にについて私の主張を投稿しました。
事象分析は大切ですが、事後論だけではなく、時には先行した
ビジョンを示されることも大切なことかと思います。
あるべき道を示すことが、時には誤った道を否定するのに
十分な論拠となることもあります。
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