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KUBOTAさん のコメント

 とても心豊かになるような不思議な感性の作品.自然科学の感性で心ゆくまで生物の営み過ぎゆく時間と変わらぬ自然の豊かさ雄大さを感じている.この感覚良くわかります.リンク先ホームページの,アジアに近い中東地域のようなイラスト上に浮かぶこの作品に,また格別の風情が味わえます.欲望むき出し愚かな現代の朝のひとときの心の旅.(2015年5月29日)
No.4
115ヶ月前
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秋が歩いてくる、風の無謬の足で すすきの湿原を、すすきの隙間を 早すぎる秋を出迎えるつもりで 私たちも無言で歩いていた 狭い、狭い木の道を行けば遠い山の姿が見える 高い、高いすすきの影に快活な知識をもつトンボが乱舞する 物陰に潜むのはどんな日の生者たちか ここで氷を割ったのかい 石を焼いたのかい どんな季節のオレンジ色の太陽やどんな雨雲の下で 歌があったの 笛と弦を知っていたの 群れなす鳥を捕ったの すすきが隠す古い旋律には耳が届かないけれど ざわめく雲のような希望を捨てることはない 私はきみたちに語りかける   小さな森を探そう、極小の森でいい 兎がいなくてもいい、フクロウの姿が見えなくても ここは生命が死に移行する地帯 死がたくさんの生命を芽吹かせる場所 菌類が最終的に支配し 環形動物がせっせと働く森では 絶えずかたちが組み替えられ 絶えず色彩と動きが変わる だがすべてが結局はひとつの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。