フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
私は、リベラル系の人々の講演会にしばしば出かける。
そして、多くの人々から、「今の若い人々がどう考えているか解らない」という声を聞く。
「右傾化しているのでないか」という声も聞く。
しかし、本来的には①集団的自衛権で、米軍のために出る自衛隊は若い世代である、②TPPで国家主権が侵され、外国企業の利益確保で、生命、健康、社会保障が無視される社会になり、最大の被害は若年層である、③原発の再稼働で被害を最も深刻にうけるのが若年層であることを考えれば、若年層が最も関心を払うべき性質のものである。
年配のリベラル層は、若い層に情報を発する義務がある。
しかし、どれだけ、若手に情報を届けようという努力をしているか。
「。自分達は正しい判断をしているから、若い世代は自分たちの見解を探し、自分や地のグループに参加すべきだ」との考えがあるのでないか。
世界
ううん。確かに反安倍的な言論人がニコニコ動画等に登場するとコメント書きこみが頻発し罵詈雑言で埋められて行く。こんな現象を見ますと暗澹たる気分に落ち込みます。ネトウヨは書きこみで圧倒していますが、視聴者の圧倒的多数は反安倍的な言論人に冷静に且つ賛同的に耳目を向けているのです。
一方、例えば、去る5月3日、横浜憲法集会に集結した30,000人超の人々の殆どは年長者でした。彼らはネットに縁があるようには思えませんでした。ネットに動かされて集まってはいなかったように思えます。彼らはネットに関係なく背骨のあるリベラルです。
私の知る限り、孫崎先生みたいな一流の言論人のサイトは複数あります。
私の思う限りでは、問題はネトウヨが集まるサイトとリベラル傾向の若者が集まるサイトの規模どうなっているのかだと思うのです。恐らく、同じような大きさの規模ではないのでしょうか。保守、反動サイトが弱者虐待、外国人排斥的な言動で若者を引き付けているわけですが、マイノリテイーの域を超えないでしょう。
日本でリベラル・サイトが振るわないのは供給者の努力が足りないのでなく市場が小さいからだと思うのです。中東、中国、ロシア、米国、欧州ほど、日本の若者にとって日本の現状が悪くないからだと私は思うのです。
本当に残念なことですが、痛い目に遭わないと日本の若者は自覚しないと思うのです。
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