名を正すさん のコメント
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A: 事実関係(3日東京新聞)
米海軍が資金提供して開催された無人ボートの技術を競う国際大会に、東京大学など国立三大学の工学部学生チームが、資金援助を受けて参加していた。三大学のうち、軍事研究への関与や軍事関連組織からの援助を原則禁じている東大では、米軍関与を認識しつつ参加を黙認。米海軍は理系の学生への支援は「(将来)米国や軍に利益をもたらす」としている。
参加したのは、二〇一四年十月にシンガポールで開かれた無人ボートの国際大会「マリタイム ロボットX チャレンジ」の第一回大会。米海軍海事技術本部(ONR)などが資金を出し、米国防企業が加盟する米国際無人機協会(AUVSI)などが運営した。日本からは東大のほか東京工業大、大阪大が出場。参加した日米韓など五カ国計十五大学の学生チームは、それぞれ八百万円相当の支援を受け、無人ボートを開発、その性能を競い合った。各チームが受け取ったのは
ここで、問題なのは、当事者もそのことを問題と思わず、明確に意識していないことです。いわば無意識の言動にまで米国従属姿勢が入り込んでしまっています。
最高の植民地統治とは、植民地の人々に、自らが被植民地の人間であることを意識させず、自由に生活していると思いこませ、無意識の言動レベルまで支配することです。さらに、植民地の人々が命令されなくとも積極的に支配者の意図を忖度し、先まわりしてまで支配者の意図に従って行動することです。ここにおいて、植民地支配は最高の形で完成したといえます。
今や、日本の各界各層において、このような状況が顕著になりつつあります。
奴隷が自らを奴隷であると思わず、主人に命令される以上のこと、時には自ら進んで主人の意図を思い測り行動すること、主人にとってこれほど扱いやすい奴隷はないでしょう。
実は、このような普通はあり得ない状況に陥っている背景には、中国に対する非常に屈折した思いが日本にはあるからです。戦後しばらくの期間、日本の知識人の間で、「日本は歴史に借りがある」とよく言われていましたが、それは日中間の二千年にわたる歴史的な問題に遠因があります。一言で言えば、こと日中間の二千年の歴史を概観すれば、日本は受けとるばかりであったということですが、長くなりますので、またの機会に書かせていただきます。
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