oldjapさん のコメント
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6月12日衆議院第一議員会館にて、第2回「日本政治の行方を考える市民と国会議員の勉強会」が開催され、天木直人、植草一秀、孫崎 享。森田 実が話をした。 Aその際、私の行った講演の骨子。
1:日本の政治は今、危機的状況にある。
それは、少し学べば、ほとんど全ての人が、日本が間違った方向に行っていることがわかる。そしてその間違いは将来に大きい禍根を残す。そんなことは誰にもわかることだ。
具体的にみてみよう。
(1) 集団的自衛権は日本防衛のためではない。
アメリカの戦略のために自衛隊を海外で使うためのものである。
それは日本の安全に資さない。それだけではなく、日本国内へのテロを招く、日本人、企業へのテロの危険性を増す。アフガニスタン戦争では銃の撃ちあいで兵士が死んでいるのではない。路肩などに置く IED (即製爆発装置)での死亡が50%以上になっている。いつ、どこでも簡単にテロ行為がなされる
参考にしたまえ。
──日本における、原発を容認する人々、反対する人々のそれぞれについて、どう思われるか?
原発問題については、科学者はジャーナリストを恐れている。記事にどう書かれるか、非常に心配なのだ。原発反対派の人々は構わず主張するが、原発容認派の人々はマスコミには悪く書かれてしまうのではないかと心配する。だから、原発容認論に関しては、発言すべき人が発言していないのではないか。
今の日本では、原発反対派の人々の声があまりにも大きい。彼らは多くの嘘をつくので、真実が伝わっていないと思う。日本の原発容認派の人々は発言しにくい環境にいると思うし、強くなければ耐えられないということもあるだろう。
我々のような外国人が福島事故の後、どうしてこれほどまで発言するようになったかというと、道義的な責任があると感じたからである。日本では、原発反対派は言いたい放題だが、これでは日本人にとっても公平ではないと思った。
だから私は、チェルノブイリ事故の研究成果を発言するようになった。放射線への恐怖によって健康が害されることの方が、放射線自体からの影響よりも、実は大きいという事実を伝えていきたいのだ。
日本には世界で一番多くの原子力専門家がいるのに、彼らは全然発言していないように見える。そうではない、事実に基づかない主張ばかりが蔓延している。この状態は良くない。
孫崎くんは原発のことがほとんどわかっていない。
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