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younghopeさん のコメント

冷戦時代は、米国の日本に対する考え方は絶対に共産化させないことであったが、ベルリンの壁崩壊後、日本の経済力に脅威を抱いた米国は日本の経済力破壊に勢力を費やしてきたといえる。

米国一国時代は、中近東に戦乱を起こし、その必然的結果として、テロの脅威が迫ってくると、米兵をつぎ込んできたが、勝利を得られないフラストレーションのたまる状況が続いている。問題は、あの気象条件の厳しいところで突如テロ的に攻撃されるゲリラ戦に苛まれ、帰国後の米兵の多くは、自殺者とうつ病が多発し、戦力を投入できなくなったことである。

ここで、目をつけられたのが、独自の軍隊を持ち戦争に参加したい日本の存在である。安倍首相が、「テロとの戦い」と言って中近東に出かけて、戦ってくれるというのは、米国にとってこの上ないありがたい申し出であったといえる。
日本のためでなく、米国のために、米兵の代わりに、日本から遠く離れた厳しい環境の中で戦死を覚悟して出かける人がいるだろうか。

集団的自衛権を、きれいごとを並べて言っているが、端的にいえば、米国のために闘うのである。戦死するリスクは今より大きくないという政府説明は、戦争を知らない人の言う絵空事でしかない。
No.2
114ヶ月前
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6月12日衆議院第一議員会館にて、第2回「日本政治の行方を考える市民と国会議員の勉強会」が開催され、天木直人、植草一秀、孫崎 享。森田 実が話をした。 Aその際、私の行った講演の骨子。 1:日本の政治は今、危機的状況にある。  それは、少し学べば、ほとんど全ての人が、日本が間違った方向に行っていることがわかる。そしてその間違いは将来に大きい禍根を残す。そんなことは誰にもわかることだ。 具体的にみてみよう。 (1)   集団的自衛権は日本防衛のためではない。 アメリカの戦略のために自衛隊を海外で使うためのものである。 それは日本の安全に資さない。それだけではなく、日本国内へのテロを招く、日本人、企業へのテロの危険性を増す。アフガニスタン戦争では銃の撃ちあいで兵士が死んでいるのではない。路肩などに置く IED (即製爆発装置)での死亡が50%以上になっている。いつ、どこでも簡単にテロ行為がなされる
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。