フレデイ タンさん のコメント
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米上院本会議は 24 日、環太平洋連携協定( TPP )交渉妥結の前提となる大統領貿易促進権限( TPA )法案を賛成多数で可決した。法案はオバマ大統領の署名を経て、成立する。米政府は 8 年ぶりに強力な通商交渉権を取得し、 TPP 交渉の取りまとめに向かう。日米など 12 カ国は大筋合意を視野に、 7 月にも閣僚会合を開く方向だ。
今一度、 TPP の本質を理解する必要がある。
ウォーレン米上院議員(元ハーバード大学ロースクール教授)の警告を再掲載する。
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・米国は TPP 交渉の最終ステージ。誰が TPP で利益を得るか。
・ ISD 条項が問題。「投資家―国家紛争処理条項」という名前にごまかされるな。
・ ISD 条項への合意は一段と多国籍企業に有利。 . もっと悪い。それは米国の主権を損ねる。
・ ISD 条項は米国法律に挑戦し、米国裁判所の関与なしに巨額を納税者から支払
この帝国はあの大英帝国のコピーである。その証明は別にするとして、あのシンガポールがTPPに加盟するのはとても理解出来る。何故なら、都市国家シンガポールには帝国と利害が対立するMULTITUDE(民衆)がないわけ、あっても小さい、だから、実に簡単な決断だ。日本は膨大なMULTITUDEを抱えている。その利害を放棄するわけには行かない。
更に悪いことに、この帝国のマネジメントは米国主導で行われ、帝国加盟国のそれぞれの法体系の外、いや、上にあるわけだから、自ずとTYRANNY(暴政)になる。それがどういうことか、身近では沖縄の日米地位協定が良い見本。沖縄人に基本的人権はない。もっとふさわしい例は今の合衆国そのものと言えよう。内政は行き詰まり貧困はひどくなるばかりで各地で暴動が発生している。国際政治では北アフリカ、ウクライナ、中東でのテロ支援は合衆国のお家芸だ。
金儲けを企む連中が企画したTPPという帝国が上手くゆく訳がない。そういう企画は中途で自滅する。私は楽観している。
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