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younghopeさん のコメント

谷垣幹事長は、「世界情勢の変化があり、米国の相対的力が絶対的ではなくなっているので、同盟関係の深化が必要になって来ている」との観点から、集団的自衛権の必要性を述べている。

至極当たり前の見方、考え方である。ただ、肝心な本質を問うことが欠けているといえる。問題は、米国の補完勢力として国家使命を果たすか、あくまでも日本の防衛に主体を置くかの選択が議論されることなく、遠く離れた中近東などの紛争解決などという第二次的なことが、議論の対象になっている。台頭する軍事力を増強する中国に対処するには、自衛力を増強するのか、対米依存を強めるのかのどちらを選択すべきか全く議論されずに、米国との同盟進化しか選択肢がないかのような状況にある。根本問題は、中国を日本と対等以下に考えている国会議員の多いことである。

我々は、冷静になって考えなければならないのであるが、安易に米国に従属する道を選択するのは、独立国のすることでなくい。財政問題では子供から、親、地方組織、国家が、互いに他者に頼ろうとする依存性症候群に陥って、安保の問題と同じように他国頼み、TPPで、日本という「和」の国を弱者強者の格差を増大させてしまうような愚かな選択をしようとしていることにつながっています。このまとまりのある平和国家社会をあえて、秩序不安な国家にしていく必要性があるかどうか。それにしても、国民の意思をマスコミの意思にできない山田孝男という人物が、毎日新聞を代表しては、購読者が逃げていくばかりでしょう。
No.8
115ヶ月前
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米国は。ジャーナリストが政府等の饗応をうけることに厳しい。30ドルを超える食事にはまず参加しない。  しかし、日本では新聞、テレビの上層部が何の躊躇もなく、高級レストランの食事に参加する。それは極めて危険な現象である。  それを見事に示してくれたのが毎日新聞の山田孝男氏である。  まず首相動静を見てみたい。 24 日夜: 7時19分、東京・銀座の日本料理店「銀座あさみ」。朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎専務、NHKの島田敏男解説副委員長、日本テレビの粕谷賢之メディア戦略局長、時事通信の田崎史郎解説委員と食事。9時51分、東京・富ケ谷の自宅。  そして食事の5日後、毎日新聞の山田孝男氏の論評である。  今、集団的自衛権でそれが憲法で容認されるかという論を行っている。それを見事に別の方向に誘導しようとしている。公平を期
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。