つくるさん のコメント
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第2次世界大戦にいく過程で日本が学んだことがある。
社会格差は、社会全体の不安を生み出し、それを利用して、とんでもいない方向に日本を導く危険性があることを学んだ。
そして、日本は、極めてまれな格差の少ない社会を築いた。
幸運にも、社会の平等化は国全体の需要を拡大させ、日本は世界第二の経済大国になった。
格差を少なくする社会が勝利したのである。
しかし、小泉政権から格差社会を目指した。米国の誘導と言っていい。
安倍政権になって凄まじい勢いでこれが進んでいる。
社会が不安定になれば、予測しない事態が生ずる。その危機管理に払わなければならない。社会コストは極めて高いものになる。
今、先進国で格差社会が酷い状況になっているのは米国である。黒人問題ともからみ、毎日、黒人が警察に射殺されている状況が続いている。それは警察側の過剰警護に問題があるが、社会不安で犯罪的行動が多発しているのも大きい理由で
これが、高度経済成長を支えた人々への「国の明確な答え」なのですが、その「シニア層」には、声を出す「ツール」や「ノウハウ」がなく、今回の事件以外にたくさんの人々が、日々、自殺しています。
行き場がない、「どこへ行ったらいいのか、わからない。どうしたらいいのか、わからない」という定年退職後の男性シニア層は、いわゆる「コミュ障」です。
さらっと、「ボランティア」でもいけると、人脈や居場所も作れるのに「ただ働きなんて、なんでせなあかんねん」という台詞も聞くように、「固定概念」もすごいのです。「自分の場所」を「自分で探して、作ること」が出来ないのは、「高度経済成長のため」吹き込まれた「そういう人生が当たり前」という「洗脳」がすでにあったということです。
ですが、「堅い頭」には、なかなか「現実を見る」とそのあと「どうしたらいい」かを考えなくてはならないのが「怖い」のか、言っても「聞く耳持たず」の人も非常に多い。
自分達の政党シニアを作れば良いと思いますけど(確か、アメリカにあったような)、「民主主義」を「多数派」「言っても無駄」というので、「じゃあ、どうしたいの」と戸惑います。日本の教育の結果を見たようで、それこそ「怖いです」
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