younghopeさん のコメント
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安全保障関連法案は16日午後の衆院本会議で、自民・公明両党により可決され、衆院を通過。法案は参院に送られ、7月中にも審議に入る。今国会は9月27日まで会期が大幅延長されている。法案が衆院を通過したことで、9月中旬には、参院で議決されなくても衆院で与党が再議決できる「60日ルール」が適用できることになった
しかし、安全保障関連法案は自衛隊を米軍に隷属させて海外で使う制度は作りはしたが、現実にその実施は今後の政権による。安倍政権が存立の危機に瀕すれば、実施は出来ない。ここ、一か月、安倍政権が存立の危機に瀕するか否かを決める極めて重大な局面となる。
一方で次の見方がある。
「首相に近い参院議員の一人は”消費税や年金と違い、国民生活にすぐに直接の影響がない。法案が成立すれば国民は忘れる”と言い切る。」(16日朝日)
他方、内閣の支持率は急落している。
ここで支持率の変化を見てみたい。
1: NH
今回突然、首相自らが、責任を明確化せず見直しするというこの論理は、安保法制改正も同じように責任者はいず、他人事、あえて責任を問えば米国ということになるのでしょう。暗に米国の強い要望によることを匂わすぐらいでしょうか。
この国は良くも悪しくも分業体制で成り立ち、戦前と違って、全責任は明確化されていない。行政、国会、司法が国民のために行っているといえば、あえて言えば、選挙権のある主権在民の国民に責任があることになる。安倍政権は、この主権在民のルールを無視し、独断的に憲法解釈を変えようとしている。憲法解釈は法務長官、憲法学者にゆだねられているのであるが、一砂川判決を都合よく解釈した高村判断が正しく、憲法学者たちは間違っているとして、この社会の規範をすべてご破算にしようとする独裁政権といえます。
今までの主権在民のルールをすべて無視するようなやり方は、国民が一番嫌うことであり、自民党自身が一番嫌うことではないか。あまりにも、国民を無視、憲法を無視、憲法学者を無視の傲慢横暴な安倍独裁政権は、早く倒れてほしいと願う気持ちがますます国民の中に広がるばかりでしょう。先の見えなくなった自民党がそのうち、内部的に争いが大きくなっていかざるを得ないのではないか。
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