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younghopeさん のコメント

「無理に訪中すべきではない」に対して、圧倒的に異論がおおいようである。原則論からいえば、首脳同士があって正常な外交関係を展開するのは当たり前の在り方である。
日本は、日本が独立国としてどのような道を選択すべきかどうかを議論することなく、親米派、親中派が相手の脅威論を述べ立てて対立構造を作り出しています。
日本が、米国従属化を強めようとしているとき、親中派は、何とか安倍首相の訪中を受け入れられないか、中国に独自ルートで探り、条件をださせれば、中国は、中国国民の納得できる大国意識をむき出しにして、大した条件でないのに飲ませようとする大国小国関係を明確化しようとします。そのような状況の中で、正常な会話が期待できるとみるのは難しいのでしょう。両者の不信の根が深く簡単には取れないのでしょう。そのような観点から、意思疎通が進んでいない外交関係を見て、時期が熟していないという私人というより外交官のセンスで、お話になっているとみるべきではないか。
No.9
114ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係・23日毎日新聞報道 中国が9月3日に北京で開催される「抗日戦争勝利記念日」の記念式典に安倍首相を招待し、日本側が式典出席には難色を示している問題で、中国の楊潔ち国務委員(副首相級)が今月16日に北京で谷内国家安全保障局長と会談し、式典に出席しない場合でも「3つの条件」を満たせば、訪中を受け入れると伝えた。 中国側が新たに示した条件は①日中間の4つの政治文書の順守(1972年の日中共同声明、1978年の日中平和友好条約、1998年の日中共同宣言、2008年の日中共同声明)、②村山談話の精神の踏襲③首相が靖国神社を参拝しない意向の伝達 ... B: 評価 ・首脳会談は、各々の最高指導者の会談だから、状況をいい方にも、悪い方向にも増幅させる。  2012年9月9日、 APEC 会議後、野田首相と胡錦濤国家主席が立ち話で尖閣問題を話し、その直後に尖閣の国有化を行い、今日の日中関係悪化の要
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。