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フレデイ タンさん のコメント

近藤大介氏の指摘する「出来るだけ当時の人の考え方を紹介しよう」という孫崎先生の書き方が圧巻だと思います。古くは親鸞の「教行信証」です。仏典の引用で自説を展開していくスタイルです。説得性があります。新しくは、斎藤愼爾の周五郎伝(虚空巡礼)がそうです。第三者の周五郎評で埋め尽くしながら著者の言わんとする周五郎像がくっきりと浮き彫りされるスタイルです。「日米開戦の正体」「教行信証」「周五郎伝」いずれも私にとっては甲乙付けがたい好著です。
No.2
112ヶ月前
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  『日米開戦の正体』近藤大介氏(『週刊現代』副編集長)書評。「国会前等安保法制反対の若者達にも向け書いたのでないか」 現代ビジネス+掲載:『日米開戦の正体』 孫崎享著(祥伝社、税込み 1,890 円) 私はこの 510 ページもある大著を、日曜日に一日かけて読んだが、読後にふと思った。著者の孫崎氏は、一体どれくらいの時間を費やして書いたのだろうと。この手の本というのは、著者へのインタビューをゴーストライターがまとめたものから、 1 ページ 1 ページ、著者が心血を注いで書いたものもある。この大著はまさしく後者で、引用されている資料の数だけでも膨大なものだ。   「ライシャワーは、著書『日本<過去と現在>』で、日本人は「権威に弱い国民」「全体主義の無差別奴隷社会」と位置付けました」   「石原莞爾と陸大で同期だった横山臣平が、『秘録   石原莞爾』で、石原が真珠湾攻撃の直前に『日本の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。