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younghopeさん のコメント

櫻井よしこ氏などは、物の見方考え方の起点が、ゼロベースでなく、国家が起点になっており、一般的議論の対象にならない。孫崎さんなど国家国民を論じる知識層と違った一市民としての主張に過ぎない。そのような発言を活用しようとする安倍政権の限界も露呈してき始めたといえます。

孫崎さんのお話ををお聞きしていると、国際社会=大国グループ群=日本=国民である。米国と同盟関係にある日本は、国際社会の中の日本であり、東南アジアの中の日本であり、日米同盟関係がすべてに優先するということはないといえます。国際情勢の中で、主体的に判断していくのが、外交というお話はよく理解できます。同盟関係があるといって、米国は日本を全面的に信用することはなく、盗聴はするし、官庁、マスコミ、評論家、大企業に情報源を張り巡らせている。自衛隊、外務省も例外とは言えない。慎重なうえにも慎重であり、臆病な米国の姿があらゆる外交、戦いの基本であり勝利の方程式であるような気がします。
No.1
111ヶ月前
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『外交とは「異なる価値観と利益の調整」、そして交渉における勝利の概念はいかに相手から奪うかではなく「いかにして相手の信用を勝ち取るか」につきる。外交の修羅場をくぐり抜けてきた著者自身の豊富な実務経験から、日本外交の背後にあるものを探り、その本質を見極めた斬新な一冊。第2回山本七平賞受賞作品が、新たな装いで復刊。執筆当時から対米従属職を強めた流れの検証を追加』 第一章:二〇年ぶりに手にした、私の言論活動デビュー作。当時五〇歳だった現役外交官、孫崎享は何を考えていたか ?! 外交について、世界について、過去の自分と対話してみることにした最近になって、創元社が、「一九九三年発刊の『日本外交 現場からの証言』を再発刊したい」と提案してきた。この本(PART2)は、同年、「第二回山本七平賞」を受賞した。私の言論活動は そのことがきっかけで始まっている。  そこで、「創元社が、今なぜ、この本を再発
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。