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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生の著作は殆ど読んでいるつもりですが、このデビュー作は読んでませんでした。読みます。

現在、外交がほんとにつまらない。その原因を作りだしているのが、米国の好戦派だと私は判断しています。オバマやケリー長官の挙措を拝見していますとそう思わざるを得ません。戦前の日本の軍部を大仏次郎は国家内国家と断罪しました。彼が今生きて居れば米国の好戦派を米国の国家内国家としてや揶揄するに違いありません。中国やロシアは米国権力のに二重構造を批判して止みませんが、西側のメデイア、日本の大マスコミはそのような視点を排除しています。

米国の好戦派の跋扈を許す限りその行き着くところは地獄です。時間はかかるでしょうが、中国とロシアに頑張って貰って諸悪の根源が米国の好戦派にあるという事実認識を米国内で広げていくことが切に望まれるわけです。米中間でウイン/ウインの関係が構築されれば、米国好戦派の活動が抑制され、ロシア攻略の野望も消え失せ、中東に平和が訪れ、外交が表舞台に登場します。国連も活性化し、ネオナチや安倍的なものが自然に衰微すると思うのです。

安倍氏たちの憲法違反行為は断じて許すわけにはいかない、従って民主的な示威行為で封じて行く努力を重ねると同時に米国の権力の二重構造の是正をも世界に呼びかけて行くことも大切なことだと考えています。
No.2
112ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
『外交とは「異なる価値観と利益の調整」、そして交渉における勝利の概念はいかに相手から奪うかではなく「いかにして相手の信用を勝ち取るか」につきる。外交の修羅場をくぐり抜けてきた著者自身の豊富な実務経験から、日本外交の背後にあるものを探り、その本質を見極めた斬新な一冊。第2回山本七平賞受賞作品が、新たな装いで復刊。執筆当時から対米従属職を強めた流れの検証を追加』 第一章:二〇年ぶりに手にした、私の言論活動デビュー作。当時五〇歳だった現役外交官、孫崎享は何を考えていたか ?! 外交について、世界について、過去の自分と対話してみることにした最近になって、創元社が、「一九九三年発刊の『日本外交 現場からの証言』を再発刊したい」と提案してきた。この本(PART2)は、同年、「第二回山本七平賞」を受賞した。私の言論活動は そのことがきっかけで始まっている。  そこで、「創元社が、今なぜ、この本を再発
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。