• このエントリーをはてなブックマークに追加

younghopeさん のコメント

孫崎さんの説明だけでは、納得できなかったが、6月27日に、アーネスト米大統領報道官が、「韓国と北朝鮮を隔てる非武装地帯(DMZ)に、米韓側も多数の地雷を施設していることを明らかにし、削減しても韓国防衛支援の能力に影響させない」と言っていることでよく理解できた。
この発言を根拠にすると、未解決の地雷施設の問題より、2004年6月の南北将官級会談による大音量拡声器による宣伝放送中止合意のほうが優先される問題である。日本の報道は、米韓側に不利な内容はすべてカットして、北朝鮮の責任にすり替えてしまう。事実を継時的によく追わないと、だまされてしまう典型的な例といえます。
No.4
113ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係: 1:韓国の政府高官は25日、板門店で行われていた韓国と北朝鮮の高官協議が同日午前0時55分に合意に達し終了したことを明らかにした。   同日午前2時に共同合意文を発表する。  聯合ニュースによると、合意には、北朝鮮が「一連の挑発」に遺憾を表明し、韓国側は拡声機による宣伝放送をやめるとの内容が含まれている。  南北の軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)の韓国側で今月4日、兵士2人が地雷で負傷。韓国は「北朝鮮が設置した」と謝罪を要求し、北朝鮮への拡声機による宣伝放送を11年ぶりに再開した。一方の北朝鮮は関与を否定し、「軍事行動を開始する」と警告していた。  20日には双方が発砲する事態となり、22日、北朝鮮側の提案により、板門店で南北の高官協議が始まった。  初日の協議は22日夕に始まって約10時間行われた。2日目の協議は23日午後3時半に再開し、30時間以上続いていた。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。