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oldjapさん のコメント

学者と言うのは、現象に対して仮説を立て、その妥当性を証明することにより、世間に認められ、それによって職を得て、生活するという、1つの職業である。世の中には「掃いて捨てる」ほど、仮説があり、学者が存在している。仮説が原理として認められることは稀である。学者や仮説を知ることがどうしてそんなに嬉しいのだろうか。「認知的不協和論」なんて改めて恐ろしげな名称を聴けば何か全く新しい知恵かと思うが、そんなことは昔からほとんどの人が知っていたことである。政治家、官僚、メディアのお兄ちゃんたちが、あることに目をつぶり、他のことだけを大げさに説くのは保身上の自衛手段だろう。ある種のメディアは、政府に反対するデモに12万人集まったと言情報を、明らかに誇張であると知りながら、「主催者がそう言っている」という形で責任逃れしながら、報道する。それも「認知的不協和論」で説明できるね。別にびっくりするほど、ユニークな理論でも何でもないけど。そんなことを紹介して、孫崎氏は彼の本が売れたり、講演依頼が増えたりすることを期待しているのだろうか。ペーソスを感じるね。人生の終わりが彼にも近づいているということに過ぎないけど。
No.7
111ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  日本の社会で、不思議な現象が起こっている。 一般的に、官界、経済界。メディア等上に行けば。知的水準が高いと思われる。しかし、官界、経済界。メディア等上に行けばいくほど、日本社会の持つ問題について、本質論を避ける。そして本質から外れた詭弁を守り、集団的自衛権、 TPP 原発再稼働、消費税等を支持する。原発であれば、最大の問題は地震に対する安全性であるが、この論は必ず避ける。集団的自衛権では、自衛隊を米国戦略に使う事の是非であるがこれは避ける。TPPであれば , 国家主権を侵す ISD 条項は避ける。どうしてこんな現象が起こるのか。 これを見事に札名するのが、米国の心理学者フェスティンガーが持ち出した認知的不協和論である。 代表的ケースに「喫煙者の不協和」がある。 認知 A : X は喫煙をしている認知 B :「煙草を吸うと肺ガン等病気になりやすい」という説がある。   X は「煙草を吸うと肺ガンになりやすい」こ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。