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フレデイ タンさん のコメント

日本は非常事態に突入してしまっています。こんなとき私は次のような感慨を抱くのです。

最近、私は第二次世界大戦を引き起こしたものの一つがカルトだったと思うようになりました。しかも今もそのカルトは厳然とあるのを嘆くわけです。カルトは反知性、非科学性で他の既成宗教と変わることはないのですが、外国人嫌いと歴史修正といったところで大いに違いがあります。ドイツのナチズム、イタリアのファシズム、日本の靖国軍国主義は国家統制の基本的な思想になりましたが、カルトであることは否定できません。そのカルト性故に長続きせず、1945年に粉砕されました。

今、世界で騒動が絶えませんが、その犯人たちの精神的支柱は中東のシオニズム、欧州のネオナチズム、米国のネオ・コンサーヴァテイズムです。そして今、日本の靖国軍国主義が誕生しつつあるのです。

幸いにも、1930年代において、ナチズム、ファシズム、靖国軍国主義を冷静に見て居た勢力がありました。それがアングロ・サクソンのプラグマテイズムだったのです。しかし、今、真の残念なことなんですが、冷静たるべきプラグマテイズムが変身して狂気のネオコンサーヴァテイズムになってしまっています。

ただ往時と違うのは復活したカルトと新生カルトのネオコンサ^ヴァテイズムと対決する中国とロシアが軍事的にとても強くなってしまっているということです。2012年にNATOはスペインからシリアに二発の弾道弾を発射しました。ところが、地中海上空で空中分解したのです。2014年にはロシア領に最接近した米国イージス艦が突然しびれてしまい、事実上手漕ぎで近くの友邦の港に避難した。両事件の仕掛け人はロシアだと専門筋は見て居るのです。中国はそれらを学び取り入れて久しいということですから、ネオコン、シオニスト、ネオナチ信徒、靖国軍国主義者は理性を学ばなくてはいけませんが、彼らは根がカルト集団ですから、妄想を優先し、選民思想に固まり、神州不滅を念じています。笑い話では済まされないのは八紘一宇はネオコン、シオニスト、ネオナチ信徒を糾合して成るという文脈だってあり得るわけです。

私たちは負けずに「デモ」してカルト追放に努めねばなりません。
No.2
112ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 今、中国の脅威を全面的に集団的自衛権を実施しようとしている。  この点については次を述べることが出来る。 中国の経済力は米国においつく。その中、中国が軍事費を根異国波にしようとするのは大国の在り様といSて、当然の選択である、 そのことと日本への脅威は別である。 尖閣諸島を外交的に処理すれば、軍事的紛争はまずない。 尖閣書遂については日中間での本の兼轄を認める「棚上げ合意」があるが、その存在を受益者の日本が否定するという異常事態である。さらに現場での衝突をさけるため「日中漁業強敵」があるが、多くの日本人はその存在すら知らない。  米中両超大国は勝一端軍事衝突が発生すれば核戦争にまでエスカレートする可能性を持つ。軍事紛争を避けるのが、米中の基本姿勢であり、「新大国間関係」で米中は合意している。 尖閣諸島で軍事紛争がおきた時に米国は出てこない。 中国のミサイルを考えれば
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。