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m.m.さん のコメント

そもそも、「危険な国」と「危険ではない国」とにラベル貼りをすることが大間違いだと思う。
日本以外の全ての国は、自国の安全を守るために、たとえ心の中では「いやな国」と思っても、それを態度に出さず仲良さそうに付き合っている。どんな国でも、付き合えば何らかのメリットはあるし、露骨に敵対的な態度を示せば自国が危険になるためである。
それに対し日本政府は、「米国は正しい国」と盲信し、日本を取り巻くロシア、北朝鮮、韓国、中国は、みんな「悪い国」と烙印を押している。アベノミクスが失敗したのも、中国や韓国を挑発しているため、自分のクビを絞めているためだ。
五輪エンブレムが盗用疑惑で炎上したのも、安保法制、原発再稼働、沖縄米軍基地建設、TPPなどで、国民の意思と逆行する政策をごり押しする、安倍政権に対する不信感の現れではないだろうか。
日本政府は米国崇拝をやめて、自主的外交に立ち戻らねばならない。
No.2
111ヶ月前
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 1:冷戦以降の米国の世界戦略、その中での北朝鮮の位置  私達は、朝鮮半島への米国戦略、特に北朝鮮への戦略を考える時に、冷戦以降、どのように変化したかを考察する必要がある。  冷戦時、米国の戦略、軍備、兵員配備は度はソ連の脅威を前提に構築された。  ソ連の崩壊によって、米国には2つの選択があった。  一つは、ソ連と言う脅威の消滅により、国防費を大幅に軽減すること  今一つは、最強の軍事を維持し、それを背景に世界で米国の指導的立場を一段と強めること  結局、米国は後者を選択する。  しかし、明確な脅威が存在しなければ、米国世論は軍備費の削減を求める。  ここから、脅威を誰にするかの模索が行われ、イラン、イラク、北朝鮮のような不安定な国々が対象となる。  これらが体系的にできたのが1993年に形成された「ボトム・アップ・レビュー」である。  それは次を骨子とする。  ・ 冷戦後の米国の政治
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。