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jannnnnaさん のコメント

今回の安保の問題は立憲主義の問題、民主主義の問題等様々に問題を含んでいるが、私が一番注目しているのは国民が国民の意向を無視してアメリカからの要求を優先する政治を否定できるかどうかという点です。
今の日本政治の一番の問題はなんといっても日米間の不平等な関係のまま対米従属を続け、アメリカからの強い圧力によってアメリカの戦略の一部として日本の政治が機能する構造だと思います。この問題を解決しないことには日本は今後ますます相対的に力を失っているアメリカのために経済的にも軍事的にも貢献することになり、そのために国民を犠牲にする政治を強いられることになるでしょう。
そして、根本的な部分でこの国を民主的でなくしているこの問題を否定するには政治家だけに任せておくわけには行かない問題なのだと思います。それは政治家が頼りないとかそういうことではなく、政治家も国民の後押しがなければアメリカの圧力に対してきっぱりとNOをつきつけるのが大変難しいのではないかと思うからです。だから今のようなデモが野党を後押ししているような状況というのは、今後日本が根本から変わるためにも大事なことなのではないかと思うのです。
No.3
111ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 1:17日東京新聞「声に背を向け 安保法案成立へ自公強行」 他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案をめぐり、与党は十六日夜、参院特別委員会での採決に向け締めくくり質疑を行おうとしたが、野党議員が反発して開会を阻み、緊迫したまま与野党の協議が十七日未明まで続いた。これに先立ち横浜市で開かれた特別委の地方公聴会では、公述人から採決に抗議する意見が出た。だが与党は公聴会の開催前の段階で、夜の質疑で審議を打ち切る方針を確認。特別委で質疑終了後に採決し、十七日の参院本会議で成立を強行する構えだ。  参院議院運営委員会の中川雅治委員長は十六日夜の理事会で、安保法案採決に備え、十七日に参院本会議を開催する日程を職権で決めた。  これに先立ち民主、維新、共産、社民、生活の野党五党は党首会談を国会内で開き、首相問責決議案や内閣不信任決議案の提出を含めて「あらゆる手
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。