• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生のご見解に全く以って賛同するものです。その中でも最後の二行の<他の全ての「掛け声」と同じように何の実現性もない。しかし、それで「安倍首相はよくやっている」と思いたい人がいる>は圧巻です。

私は、孫崎先生と天木さんのお話の中で出てきた<1994年の樋口レポート>の米国による否定とそれに続く諸々の日米同盟再定義の合同作業の後、2012年8月に出されたアーミテジ・ナイの日米同盟に関する小冊子が今の日本の対外関係の基本軸になっている、と見て居るわけです。

安倍たちは、違憲であっても、つまり事実上のクーデタであっても、安保法制を作ってしまえば、何とでもなる、大マスコミが神話を作ってくれる、と思っている筈です。安倍たちは国連をネグレクトし日米同盟を世界に向けて水平展開し、有志連合に積極参加する真の意図を隠ぺいするために今後種々手を打って来るでしょう。今回の安保理のことも国民を目くらましする外交パフォーマンスの一つだと思っているのです。



No.2
110ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A 事実関係 日本は今も安保理常任利器国入りを目指している。  毎日新聞は次のように報じた。 「安倍首相は26日、国連安全保障理事会改革を共同提案しているインド、ブラジル、ドイツとの「4カ国グループ」(G4)の首脳会合に出席した。G4首脳は、常任理事国が現在の5カ国から拡大した場合、立候補を互いに支持する方針を確認。会合後、共同プレス声明を発表し、来年9月までの第70回総会会期中に具体的な成果を得る決意を示した。    G4首脳会合は2004年以来11年ぶり。安倍首相のほか、インドのモディ首相、ブラジルのルセフ大統領、ドイツのメルケル首相が出席した。    G4首脳は会合で、「急増しているグローバルな紛争や危機に対応するため、安保理をより代表性が高く、正当性があり、実効的なものにする必要がある」との認識で一致。05年以降、実質的な進展がないことを懸念し、改革は「一定の期限の中で進めら
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。