• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

陰りつつあるとはとは言え、依然としてGDPの計算では経済大国の日本が米国の世界制覇の戦略の一翼を担おうというのですから、米大統領からもろ手を挙げて歓迎されることは当然のことだと思うのです。しかし、そうではなかった。私みたいなひねくれた人間はついつい次のようなことが大統領の心理にあるのだろうと思っちゃうんです。

「日本で安保法制一つ作るのに随分時間と金がかかった。その割には東アジアで頗る評判が悪い。ウクライナに至っては金と恫喝でネオナチ政権を作ったが、汎スラブの精神を冒涜し、思わぬ反撃を受け、国そのものが滅びつつある。エジプトでは選挙で選ばれた民主的なモルシ政権をクーデタで倒させ、軍政下でシシ大統領を就任させたが、日本と同じく国民の失望を誘った。これら三国への工作は、実のところ、オバマとオバマ政権の中枢には知らせることなく実行された。オバマはやはり人間ですから感情が先に立つ。これら三国のトップを個人的には認知したくない。いや、好きになれない。彼らはオバマにとっては SONS OF A BITCH的存在 なんだ。」

次の大統領選挙で誰が成ろうと3人のトップの行動の延長線上には明るい見通しはありません。何故なら、3人とも民意を無視しているからです。これら三つの国は間違いなく米国にとって今後非生産的になる。レイムダックのオバマもそう感じて居る筈です。
No.5
111ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
安倍外交は対米従属が全てだと言っていい。 憲法違反との非難を浴びても、安保関連法案を強行に通し、自衛隊を米国戦略に使う態勢を作った、 TPP では他国の先陣をきって、推進に回っている、 辺野古移転を強引に進めようとしている、 ウクライナ等米国が重視している国にお金をばらまいている。 こうしたことをすれば、米国大統領から大歓迎を受けると思うのがふつうである。 全く違う。 安倍首相の動静をみてみよう。  ********************************* 26日:ドイツのメルケル首相、インドのモディ首相、ブラジルのルセフ大統領との4カ国首脳会合。ケニアのケニヤッタ大統領と会談。 27日:カタール国連代表部で同国のタミム首長と会談。国連本部でイランのロハニ大統領と会談。 28日:韓国の朴槿恵大統領、フランスのオランド大統領、ドイツのメルケル首相
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。