名を正すさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
10月 1. 13日、翁長知事は普天間基地の辺野古移転承認を取り消した。翁長知事は知事選挙で辺野古移転反対を掲げ当選した。その結果を踏まえて、前知事の辺野古移転の承認を取り消した。これは選挙結果を踏まえた政治的決断である。
この決定を否定することは、民主主義と言うものを根本から否定するものである。
私はこの決定を支持することをこのブログにおいて下記理由で指示した。
1. 対象は海兵隊である。海兵隊の任務は奇襲で、特定地域の防御ではない。したがって基地は沖縄に置かなければならない問題ではない。
米国本土や、ハワイ、グアム島を含め世界のどこでもよい。
2. 中国の大陸間弾道弾とクルーズミサイルの数量、性能のアップにより、米軍基地は極めて中国の攻撃に極めて脆弱になった。特に沖縄はそうである。したがって、海兵隊の日本防衛への貢献はさらに低まった。
3. 辺野古移転による利益は基本的に海兵隊
全く同感です。イラク戦でも勝てず、ベトナム戦でも勝てなかったアメリカが、中国に勝てるとでも思っているのだろうか。ベトナム戦争でアメリカは物心ともにガタガタになりましたが、ベトナムを背後で支えていたのは、実質中国でした。しかも、その当時の中国と現在の中国は比較になりません。
また、今の米中関係は、かつての米ソ関係とも全く異なります。ソ連にはほとんど経済力はなかったが、現在の中国は巨額のアメリカ国債を保有するうえ、アメリカ企業にとって、中国市場は垂涎の的です。
中国は近代以降の100年間、いわゆる列強によって、アヘン戦争などのあこぎなやり方で、よってたかって簒奪されていましたが、それをはね返して、かつての世界一の大国に戻りつつあります。よく、「台頭する中国」と日本のマスコミは言いますが、台頭ではなく復活というのが正しい表現でしょう。数千年の歴史を持つ中国から見れば、アメリカこそ台頭してきた新興国家でしょう。むしろ、中国はこれまでアメリカを甘やかしていたという表現さえできると思います。
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