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KUBOTAさん のコメント

 市役所が使用している封筒の表面に印字された,「日本国憲法の理念を守ろう」の文字に黒塗りがなされて用いられていた東京都日野市役所の一件も,孫崎さんの言われる独裁による「全体主義国家」への萎縮効果の現れのように思える.

 「日本国憲法の理念を守ろう」の表現は至極まともと考えるが,現在のアベ独裁政権に気に入られたいと思う人にすれば,それが弓を引く表現・言動になると受け止めたのだろう.「憲法」の上に「アベ独裁政権」があるように見える.アベ独裁政権は人々に恫喝をするが,憲法は人々に恫喝をしないからね.

 人々の生活により身近な地方公務員の言動に体制順応先取り・知的劣化・狂気が見え始めている所に恐いものを感じる.いかに従順な日本人,特に公務員の特質とは言え,これまで培われていた筈の「民主主義」の知的思考を,私達一人一人が保って堅持し,「1億総火の玉・1億総狂気社会日本」にだけはならないことを願うし,させたくない.(2015年10月31日)
No.11
110ヶ月前
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(  『 1984 年』( Nineteen Eighty-Four )は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの小説。 1949 年刊行。スターリン体制下のソ連を連想させる全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。 本来はソ連を意識して書かれた。 しかし、その状況は、安倍政権と極めて類似している。 全体主義的国家の中で政府が「2+2」は5と言えば、5になる、更に6と言えば6になる。 そしてある日突然、「2+2=5」から「2+2=3」になる。 この時、かつて「2+2=5」と言っていたではないか、はダメである。なんの躊躇もなく、「2+2=3」と言わなければならない。 この社会は党が管理している。党の幹部になっていく人は一定の知的水準があったはずだ。どうして、「2+2=4」と主張しないのか。 党が「2+2=5」と言っている時に、「2+2=4」ということは党から見ると犯罪だ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。