• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

TPPはウオール街の最終戦略です。ウオール街は周知の通り事実上米国政府のステイク・ホルダーです。しかも、ウオール街はFRB(米ドル印刷機構)をも法的に所有しているのです。FRBは名実共に私的機関なのです。

上記の最終戦略とはTPP加盟国に米ドル通貨支配を義務つけること、つまり、米国債券を購入することを義務つけます。加盟国の中で謀反を起こしたらドル資産を没収する。国も個人も米国を裏切ることは出来ません。TPPはウオール街の利益収奪体制の完成体なのです。民衆、人民、大衆、国民等々の利益という概念はTPPにはありません。あるのは資本の私的所有の神聖化、資本収益率の保証だけです。

続く

No.1
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・米国での TPP は極めて歪んだ形で進んでいる。 ・オバマ大統領の支持基盤である民主党は多数が TPP に反対し、逆に共和党の多数が賛成である。(注、 TPA 採決時、民主党の賛成は下院では 28 名、上院では13名、結局共和党を含め賛成は下院が218名、上院は60名) 現在議会は上院、下院とも、共和党が多数を占めており、共和党の多数が立場を変えなければ、 TPP は議会で承認されることとなる。 ・大統領選との関係で、 TPP 関連の動きにうごきが出た。 ・まず、民主党の方を見たい。 民主党はヒラリーが優勢に立ち、サンダースが追う展開である。 この中、サンダースは TPP に反対である。 ヒラリーは国務長官時代、 TPP の推進者であった。 ヒラリーは10月7日のインタビューでは「現時点で把握している内容は望ましくない」と反対を表明。 「私は最初から、米国民の雇用創出、賃金上昇、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。