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younghopeさん のコメント

国民に大きな影響があるTPPに対して、オバマ大統領と民主党の関係は、賛成と反対であり、共和党も賛成が多数であるが、候補者は反対者が多い。TPP反対者は、TPPそのものに反対しているのでなく、合意内容が、米国の国益、企業益につながらないということで、反対しているとみるべきでしょう。

日本の場合は、TPPそのものが、国民のためにならないから反対しており、反対の視点が違っています。米国は、米国民としての視点より、企業人としての視点が重要視されており、米国益の争いが焦点になっています。日本は、企業の視点が国民の視点に優先するから反対しているといえます。米国は、資本主義社会であるから当たり前といえば当たり前のことである。日本は、社会主義的社会が、どんどん資本主義競争主義の米国型に変わっていくということなのでしょう。

私たち、高齢者は、ともかくとして、これからの若い人たちは、一人一人が、組織に活路を求めるのでなく、個人として生き方を決めていかないと、資本の原理に飲み込まれて隷属化が深化していくのでしょうか。
No.7
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・米国での TPP は極めて歪んだ形で進んでいる。 ・オバマ大統領の支持基盤である民主党は多数が TPP に反対し、逆に共和党の多数が賛成である。(注、 TPA 採決時、民主党の賛成は下院では 28 名、上院では13名、結局共和党を含め賛成は下院が218名、上院は60名) 現在議会は上院、下院とも、共和党が多数を占めており、共和党の多数が立場を変えなければ、 TPP は議会で承認されることとなる。 ・大統領選との関係で、 TPP 関連の動きにうごきが出た。 ・まず、民主党の方を見たい。 民主党はヒラリーが優勢に立ち、サンダースが追う展開である。 この中、サンダースは TPP に反対である。 ヒラリーは国務長官時代、 TPP の推進者であった。 ヒラリーは10月7日のインタビューでは「現時点で把握している内容は望ましくない」と反対を表明。 「私は最初から、米国民の雇用創出、賃金上昇、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。