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younghopeさん のコメント

米国の、イスラム諸国に対する米国的なものの見方考え方を押し付けようとする戦略の間違いから起きている。

米国は、イスラム教の教理を否定し、世俗化を押し付けようとすれば、イスラム教死守団結の方向に向かうのを止めようがありません。米国の傲慢さが、圧倒的近代兵器で、イスラム諸国を米国流の国に変えられると考えたことから、泥沼に落ち込んでいる。

競争の原理を国是としてきた個人主義米国と家族主義を主体とする中近東では、生きる基盤が違っています。アジアのように巨大な中国というような国があれば、日本以外、米国の横暴も推し進めることができないが、中近東に米国に対峙するような国がないということから、先進国のやりたい放題が続いているといえます。ロシアが出てくるのです。

中国は好戦的でないが、ロシアは好戦的であり、米国とロシアが対峙したら、今後状況が深刻化するばかりです。今回のフランスのことがあり、EUが米国とロシアの間に入って、外交的に解決しなければ、テロの脅威は広まっていくばかりではないか。
No.1
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 フランスでのテロで、今後、国際的テロとの戦いが訴えられていくであろう。  しかし、テロとの戦いは完全に失敗。例、テロでの死者数、2001年 405名。そしてテロ戦争継続後 の14年 32,727名。テロ集団も殺傷力の飛躍的に増大。  テロ戦争でテロは抹消できない。逆に拡大している事実を直視すべきだ。 A 事実関係 1:本年6月19日、米国国務省は「2014年国別テロリズム報告( Country Reports on Terrorism: 2014 )を発表した。 ここではテロリズムを「秘密組織などによって非戦闘員に対して用いられる政治的動機による計画的暴力と定義されている。 今次報告においては次の重要な指摘がある。 テロリズムの現象は攻撃回数、殺傷性、テロリストの組織の規模で一段と深刻化している。 攻撃件数は 201 3年の 9,707 件から、 2014 年の 32,727 件に増えている。 i
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。