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m.m.さん のコメント

欧米の首脳たちに、このテロを非難する資格があるのだろうか。十字軍の昔から掠奪や殺人を繰り返してきた事実は消すことができないはずだ。第一次大戦中にフセイン゠マクマホン協定を結びながら、約束の領土や独立を認めるどころか、ユダヤ人国家のイスラエルを建国させてしまった。アラブのイスラム教徒が怒るのは当然である。それに追い打ちを掛けたのが昨年の「風刺画」と称するムハンマドを誹謗するイラストだ。どの宗教でも合理性に疑問があるのは当然なのに、キリスト教徒がイスラム教を批判するのは、「表現の自由」の枠を超えている。イスラム国を非難する前に、キリスト教国の首脳たちは、自分たちの思い上がりを反省すべきだと思う。
No.4
110ヶ月前
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 フランスでのテロで、今後、国際的テロとの戦いが訴えられていくであろう。  しかし、テロとの戦いは完全に失敗。例、テロでの死者数、2001年 405名。そしてテロ戦争継続後 の14年 32,727名。テロ集団も殺傷力の飛躍的に増大。  テロ戦争でテロは抹消できない。逆に拡大している事実を直視すべきだ。 A 事実関係 1:本年6月19日、米国国務省は「2014年国別テロリズム報告( Country Reports on Terrorism: 2014 )を発表した。 ここではテロリズムを「秘密組織などによって非戦闘員に対して用いられる政治的動機による計画的暴力と定義されている。 今次報告においては次の重要な指摘がある。 テロリズムの現象は攻撃回数、殺傷性、テロリストの組織の規模で一段と深刻化している。 攻撃件数は 201 3年の 9,707 件から、 2014 年の 32,727 件に増えている。 i
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。