• このエントリーをはてなブックマークに追加

Mythe et poemeさん のコメント

 孫崎さんは、このテロ戦争で誰が儲けたか、先日のTWで明確に述べている。客観的な指摘であり、現在の問題の急所だ。この指摘は、孫崎さんがこの利益共同体に対して批判的な立場であることを示している。庶民の立場に立てば当然の立脚地だ。
 公的に意味ある分析や見解は、表現者が自らの立脚地、視点を明確にできる能力とつりあっている。だから、こうして公的なサイトに見解を披露し、多くの人たちが参考にするために閲覧する価値がある。
 意見や分析の違いは、
(1)根本的な立脚地が異なる。
あるいは
(2)事実認識が異なる。
あるいは、
(3)解釈が異なる。
などによって生じる。
 意見や分析が異なる時には、なぜそうなるのかを考えるべきだ。
 tako2008にはそれがゼロである。人の考えをいきなり否定している。議論をするためには最低限のルールやマナーというものがある。人の見解を「寝ぼけ」は許されない。目の前の人間にこれを言ったらどうだ。殴られても仕方あるまい。
 だいたい孫崎さんのコメントに常連で書いている人たちは、冷静で、勉強家の人が多い。
 younghope氏などは、懇切丁寧に議論の相手をしてまことに立派な態度だと思う。ネットを通じて、不安な現状を分析し、少しでも未来の可能性を探ろうとする真摯な思いが伝わってくる。
 それに対してtako2008の執拗な食い下がりは、他者の思考への敬意がなく、思い上がりの不遜さが全面に出て、読む者に拒否反応をもおよさせる。こういう知的な交通がなされる場に出て来るだけのコミュニケーションができず、結果として場を荒らすことになり、良心的なコメンテーターの出番を邪魔している。
 私もtako氏が登場してい以来、孫崎さんのコメントを読むのが億劫になっている。飛ばして読めばいいじゃないか、ということにはならない。tako氏の登場により、他のコメンテーターが枝葉末節な論点に流れ、議論がひきづられている。
 議論は自由にしてよいが、共同性というものが存在するのであり、ネットワークの空間はこの共同性の構築に寄与するためにある。
 
 
No.13
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  IS のコンサートホール、サッカー場、レストラン攻撃によって、百人以上の死者が出た。その後も、航空機への脅迫が継続している。 こうした事態をうけて、我が国はどうすればよいであろうか。 まず、 IS は最近戦略変換を行っている。 従来の、イラク・シリアでの支配地域拡大から IS を攻撃する有志連合国への攻撃姿勢を強めている。 かつ攻撃の対象は軍事拠点ではなく、警備がうすく、多くの人の集まる、劇場、スポーツ競技場、博物館等んpソフト・ターゲットと呼ばれる施設への攻撃を強化している。  イスラム教の特徴に 攻撃されたら徹底的に戦え、 退却したら追うな がある。 フランス等に対する戦いは①の範疇に入る。 次いで、我々はテロとの戦いを行ってきた中で 、決してテロ組織を撲滅できなかっただけでなく、逆にテロ組織を強大化させ、彼らの攻撃の殺傷力を高い方向に向かわせた。 すでにブログで紹介
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。