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フレデイ タンさん のコメント

ニーチェは「この世に正義や真実はない。あるのは解釈だけだ」と言ったらしのですが、今回のドタキャンの私の解釈は次のようなものになります。

安倍氏たちが調査の結果を恐れたのではなくむしろ国連に対して威嚇して見せたのだと思うのです。三流の裏街道の人々が使う手口です。品格、品性、知性を欠く劣化現象です。早々と安倍氏たちは「表現の自由はないぞ」と宣言したも同然です。安倍氏はたちはブッシュ・ジュニアが切り開いた21世紀型ファッショ・全体主義の日本での確立を目指しているわけですから、もっと鷹揚に構えて調査に応じても、どんなに気に食わない内容の報告になろうとも、ブッシュ・ジュニアが西側諸国の新聞・メデイアを完全統制下おいてしまっているのだから、西側の新聞・メデイアからひどく叩かれることはないのです。

ファッショ・全体主義には完全孤立防御型と侵略型があります。前者の典型が北朝鮮。後者群にあるのが米国、英国、イスラエルです。そして安倍政権下の日本が参入しました。世界はこの侵略型に対して警戒体制に入っています。日本のこの侵略型のベクトルは米国政府本流のお墨付きですから、日本国内からの抵抗だけでは変更させることは難しい。日本の民衆と良識は内にこもらず、この侵略型に批判的で戦っている諸外国の人々と連携して広がりと厚みを持った抵抗運動を展開して行かねばならないと思うのです。

あのフランスの古典的哲人であるジャン・ポール・サルトルは「政治問題は解釈だけに終わってはならない。民衆と良識が参加することが最も大事なことだ」と言っていますが、今日本に求められるのは行動です。
No.6
108ヶ月前
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  A 事実関係 1;国連の表現の自由調査、突然延期 日本政府が要請(共同通信) 表現の自由を担当する国連のデービッド・ケイ特別報告者(米国)が12月1日から8日まで予定していた日本での現地調査が、日本政府の突然の要請で延期されていたことが19日分かった。国連の調査が急に延期されるのは異例で、調査に協力を予定していた市民団体関係者は「特定秘密保護法や、政府によるメディア介入などが取り上げられるのを避けたのではないか」と批判している。  ケイ氏は共同通信に経緯を説明した上で「がっかりした」と述べ、日程の再調整に期待を示した。外務省は「予算編成などのため万全の受け入れ態勢が取れず、日程を再調整する」と説明している。   2:事態の解説 :国連「表現の自由」に関する特別報告者が突然来日を延期。日本政府が土壇場でキャンセル( http://bylines.news.yahoo.co.jp/it
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。