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tako2008さん のコメント

ついでなので、気になったことを・・。

「世界全体のテロ犠牲者数」が増加していることは、孫崎先生が
ご提示されたデータが示しておりますが。

ただ、この統計データについては、因果をもう少し深く解析してみる
必要があると考えております。

つまり、近年になりテロ犠牲者数(テロ発生件数)が増加した、
「最も大きい本質的原因」は何であるのか。

 ・欧米の軍事介入により無関係な市民が犠牲になったこと
 ・度重なる欧米の内政干渉により宗教対立が激化したこと
 ・独裁政権が押さえつけていたテロ組織が拡散したこと
 ・度重なる戦争・内戦により庶民に貧困が広まったこと

1990年の「湾岸戦争」が起こった際に、多国籍軍による軍事介入
が起こりましたが、その後テロが増発したという話は聞きません。

<国際テロ件数 1981-2002>
http://www.mod.go.jp/nda/obaradai/boudaitimes/btms200406/terrorist.htm

この10年間の間にテロが異常に増えたのは、イラク戦争により、
独裁政権が崩壊してからです。

崩壊後のイラクから過激派がシリアに流れ込み、無政府状態に陥った
リビアからアフリカ諸国へ過激派が、武器や資金と一緒に流れ込んで
いることが最大の原因なのではないかと疑っております。

それを仮定とすると、各地域に「秩序を取り戻すこと」こそが
最大のテロ対策なのではないかと思います。

とは言え、やはりそれだけでは不十分であり、実際には、上記の
「考えられる要因をすべて潰す」対策こそが必要になると思われます。
No.9
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  A 事実関係 1;国連の表現の自由調査、突然延期 日本政府が要請(共同通信) 表現の自由を担当する国連のデービッド・ケイ特別報告者(米国)が12月1日から8日まで予定していた日本での現地調査が、日本政府の突然の要請で延期されていたことが19日分かった。国連の調査が急に延期されるのは異例で、調査に協力を予定していた市民団体関係者は「特定秘密保護法や、政府によるメディア介入などが取り上げられるのを避けたのではないか」と批判している。  ケイ氏は共同通信に経緯を説明した上で「がっかりした」と述べ、日程の再調整に期待を示した。外務省は「予算編成などのため万全の受け入れ態勢が取れず、日程を再調整する」と説明している。   2:事態の解説 :国連「表現の自由」に関する特別報告者が突然来日を延期。日本政府が土壇場でキャンセル( http://bylines.news.yahoo.co.jp/it
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。