フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
日本は戦争したい国になったのか、
今、地方公共団体や、準公的機関で大きな変化が起こっている。
「第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」として、憲法を守るという立場は公務員の基本である。
しかし、地方の公の施設を使って「憲法を守る」集会が行いにくくなっている。
同じような現象は様々な地域で起こっている。
私関連の話。
私は、ある地域で講演を行う予定である。
演題は「国際社会で果たす日本の役割―軍事力によらない貢献こそ」というものである。主催者の要請であった。
この主催者側は、地方のある機関の後援を依頼していた。
地方のある機関から、演題にクレームが来ました。
「軍事力によらない貢献こそ」を削除して欲しいというものである。
「軍事力によらない貢献こそ」はある意味、日本の戦後の国是のようなものであった。
結局、主催者
「日本の国家が成立してから日本人には”個”という概念が無くなってしまっている」という命題を提唱した作家が文豪大仏次郎です。その後、多数の文化人類学者がたちがその正しさを証明しました。
大仏次郎は明治維新直後、政府が方針を打ち出しただけで「廃仏稀釈」の運動が瞬く間に全国に拡がり付和雷同して村人たちは村のお寺の仏像を近在の河原や海岸に打ち捨てたのです。彼らは何故捨てたのか?彼らはその罪深さを全く考えもしなかったのです。昨日までお参りしていた仏像を皆で担いで打ち捨てたのです。
個人で物事を考える習性、いや遺伝子と言った方が正しい、そういうものはこの島国の土着民には無いのです。明治維新の文明開化でキリスト教文化がはいって来ても原始的集団行動、原始的集団心理は旺盛で、村を捨て都会人になっても個に生きる人生観の持ち主に対する異端視は衰えることなく益々盛んになっています。最近の国会議員の動向を見ても、個の無さを裏付けているではないですか。
海の向こうの米国では大統領候補に名乗り出たドナルド・トランプは「ロシアと理性を以って話し合いする」と言っただけで異端視され始めました。彼はもし共和党が追放するなら、INDEPENDENTで大統領に立候補すると言っています。あっぱれな男です。こんな人間は日本になかなか出てこない。
とにかく、国内では個の無い原始的集団心理のままの国民ですから安倍氏たちは国民統治で成功しています。しかし、彼らの内外政策は有害なものばかりですから、将来性は皆無です。対外的には強い中国、賢く実力あるロシア、難解で不可解至極の中東ですから、ネオコン・シオニズムの流れに沿う日本外交は行き詰まっています。このままでは安倍氏のヒステリーが起こるでしょう。ヒステリーが起これば日本は自滅です。この現象が起こる前に退陣させねばなりません。これが喫緊の課題です。良い方法を考えましょう。付和雷同の民族ですから、ちょっと流れが変われば退陣はあっという間に起こります。
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