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フレデイ タンさん のコメント

パリ同時多発テロについて米国人のポール・クレイグ・ロバーツ氏が11月20日付で評論を発表しています。かなり踏み込んだものになっており私にはとても説得性があります。

彼によれば21世紀に発生した主要なテロにはCIAが関与しており米国の世界政策が変わらないかぎり今後もテロは起こるというものです。米国の政策とは自国も含め政治のリベラル化を阻止しファシズム化を達成するための手段としてテロを使うということなんです。日本でも終戦直後松川事件や三鷹事件が起こり右傾化していった歴史がありますので米国人ポール・ロバーツのこの視点は捨てきれないと私は思います。

彼の評論(標題:ワシントンは偽旗戦術を更に進化させた)を私なりに翻訳し、要点を次に記します。

続く
No.11
110ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米国人にとって2001年同時多発テロ事件は悪夢である。  テロには過剰に反応する。 1:米国国民の反応 まず一般国民への影響を見てみたい。 ABC/ ワシントン・ポスト世論調査( ABC News/Washington Post Poll. Nov. 16-19. N=1,004 adults nationwide. Margin of error ア 3.5. ) 問:米国はパリ攻撃に対する軍事的反撃に参加すべきか  すべきー73%、すべきでないー23% 問: IS に対する空爆を支持するか  支持―73%、 反対―23% 問:地上軍の派遣  支持―60%  反対―37% 2:大統領候補の反応と影響  これを背景に、共和党においては、強硬発言を行う候補者に支持が集まっている。  まず一時後退気味であったトランプの支持が上昇、   11/16
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。