tako2008さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
米国人にとって2001年同時多発テロ事件は悪夢である。
テロには過剰に反応する。
1:米国国民の反応
まず一般国民への影響を見てみたい。
ABC/ ワシントン・ポスト世論調査( ABC News/Washington Post Poll. Nov. 16-19. N=1,004 adults nationwide. Margin of error ア 3.5. )
問:米国はパリ攻撃に対する軍事的反撃に参加すべきか
すべきー73%、すべきでないー23%
問: IS に対する空爆を支持するか
支持―73%、 反対―23%
問:地上軍の派遣
支持―60% 反対―37%
2:大統領候補の反応と影響
これを背景に、共和党においては、強硬発言を行う候補者に支持が集まっている。
まず一時後退気味であったトランプの支持が上昇、
11/16
>2. 現在約2万人の外国兵が参加していると言われるごとく、
>IS支持はイスラム圏の各地に拡大している、たとえシリア、
>イラクで撲滅しても、他地域に転移するだけである、
上記のご主張は、読者に誤解を与えますので、ご注意下さい。
「だから武力行使は必要ない」といった極論に走る危険性があります。
孫崎先生の悪い癖だと思います。
何度も言いますが、軍事介入がなければ現在のイラク、シリア
におけるイスラム国問題は絶対に解決できません。
そして、今解決しなければ、もっと悲惨な状況になります。
一国の政府が手に負えなくなる軍隊ほどの規模にまで膨れ上がった
ゲリラ組織をこのまま放置することはできません。
大量の武器や資金の入手が容易になり、そこがテロの温床になる。
イスラム国を殲滅した結果、分散したとしても、一政府が鎮圧が可能な
規模にまで縮小していれば、各国が連携して対処が可能です。
確かに、「空爆などで撲滅は困難」でありますが、
これについても「だから空爆は必要ない」わけではありません。
ゲリラ討伐には「空爆」だけでなく、「地上戦」が不可欠です。
欧米が戦略転換し、正規の地上軍であるシリア政府軍と協力するか、
又は、米国やロシアが地上部隊を派遣する他に、収束させることは
不可能です。
勝手ながら補足しました。
Post