tako2008さん のコメント
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IS攻撃で国際社会の連帯への動きが強まっている。
「26日 ロイター] - ドイツはフランスの要請を受け、シリアで展開されている過激派組織「イスラム国」に対する軍事作戦に参加する。偵察を任務とするトーネード戦闘機や空中給油機、フリゲート艦を派遣する。
こうした直接的な軍事作戦への関与に後ろ向きだったドイツにとっては方針転換となる。仏米ロが実施しているシリアでの空爆に参加する計画はない。
パリでのテロ活動で、大量の犠牲者が出た中で、対テロ戦争に疑問を持つことが困難な雰囲気が醸成されている。
今一度、この問題を考えてみたい。
1:対テロ戦争は完全に失敗している
世界全体のテロ犠牲者数
2000年 405
1年 3,547
2年 725
3年 625
4年
>と言われている。仮にシリア、イラクでこの組織を駆逐しても世界の
>他地域で活動するだけだ、
また孫崎先生は肝心な部分の言及を避ける。
では、シリア、イラクのイスラム国をどうすれば良いとかお考えか。
軍事介入が対立を深め、報復の連鎖を生むのですべきでないというなら、
この問題を放置するするおつもりか。
そして、ひとまずは、「イスラム国の樹立」を認めるのですか。
大局を見て、イスラム国による「シリア国民の虐殺と圧制」は黙認する
として、その後どうするおつもりか。
シリアを領土として与えてやれば彼らは満足するのか。
彼らは中東のみならず、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの一部まで
領土を主張しており、突如としてイラクにも侵攻している。
そのシリアのイスラム国の呼びかけに応じて、東アジアでもイスラム国
樹立の動きがあり、マレーシアやインドネシア当局が警告を発している。
ようするに、彼らは武力により「既存の国際秩序をひっくり返す」こと
を目標に動いている。これを容認するつもりなのか。
トルコなど一部の国は裏でイスラム国を支援しているようだが、
米国のコントロールはすでに失われ制御不能に陥っていると見るべきで、
外交によりすべてを解決できると考えるのは危険すぎる。
ドイツもイスラム国打倒を支持するのは当然である。
現実を直視し、物事の優先順位を正しく判断できている証拠である。
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