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フレデイ タンさん のコメント

西側諸国の戦闘参加、特にイギリスの参加はシリアとイラクでロシアが主導権を持つに至ったのを嫌って行われるものだと私は見て居ます。換言すれば、この戦闘参加は西側諸国の勝手な強欲の発露そのものです。西側の心が腐敗しているから今後も世界的にテロは増え続けこそすれ減らないと思います。

何故こうなるか?西側諸国にある勉強不足もあると思います。中東のみならず世界の回教徒の心に存し西側に向けられるルサンチマンの根本にしっかり潜むものは
1.イスラエル建国を受け入れることが出来ない情念です。これは西側の得意な金で償うことは不可能です。
2.回教徒に向けられるキリスト教徒の蔑視です。

これらを棚上げにして、しかも悪いことにイラク政府やシリア政府の承認も取らずにイギリスがフランスと共にシリア、イラクでの戦闘に力を入れることは絶対に正当化出来ない侵略行為そのものです。

こういった不条理極まりない行為をするわけですから、フランスやイギリスに住む被差別の人々を刺激しその中から過激派が新たに出て来ると思います。離散したISの構成員が加わることもあるでしょうが、元々ISのテロリズムのベクトルが限りなく不鮮明なので先の米国製のアルカイダみたいに自然に消滅していくと思います。

重ねて言いますが、根本問題である上記1.2.を視野に置いてアサド政権、イラク政府、ロシア政府、米国政府、イスラエルが真剣に話し合うことです。嘘や詭弁が多い米国、イスラエルは反省して真面目に取り組むことだと思います。
No.2
108ヶ月前
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11 月 13 日パリのコンサート劇場などでのテロ攻撃で 130 人以上の人が死亡した。 米国カリフォルニア州サンバーナディーノの福祉施設で12月12日、銃乱射事件が発 生し、14人が死亡した。  こうしたテロ行為をうけて、西側諸国がイスラム国攻撃の姿勢を強めている。  11月15日、フランス軍はシリアにあるイスラム国拠点に空爆をした。 ドイツ政府は12月1日、「イスラム国」掃討作戦に参加し、戦闘機や空中給油機、最大で1200人の兵士を派遣させる計画を閣議決定した。 英国下院は12月2日、「イスラム国」への空爆に参加することを可決した。 オバマ米国大統領は12月6日テレビ演説で、「イスラム国」を壊滅させると述べ、掃討への決意を強調した。  こうして西側諸国ではイスラム国への軍事作戦の強化の動きが一気に加速した。  問題はこうした軍事行動でイスラム国などの過激勢力を阻止できるかであ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。