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younghopeさん のコメント

確かに鋭い世相分析であり、教えられるところが多い。

「和の国家」日本が、「民主主義国家」日本に変わったといっても、確かに「勝ち取った」ものでなく、「与えられた」ものである。国民の精神構造に根本的影響を与えるというより、知識として与えられ、社会システムとして機能している限り、一日で変わるともいえる。「平和」の「もろさ」が「しなやかさ」に変質してほしいのですが。
No.1
108ヶ月前
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はや師走である。街はクリスマスのイルミネーションにさぞ華やかに賑やかなことだろう。僕はそんな華やかさかとは無縁、風邪やらなんやらややこしいのが流行っている。ウイルスに冒されぬようひたすら閉じこもっている。賑わうのは結構なこと。そんな世間の様子とは裏腹に僕は日本がひとつの瀬戸際に差し掛かっているような気がしてならない。  明日は十二月八日である。昭和十六年のこの日、日本が真珠湾を攻撃した。八日の朝アメリカ、イギリスと戦う宣戦布告の詔勅が出された。戦争が始まった日である。ハワイを攻撃することで当時日本の行き詰まりを打破せんとした結果戦争に突っ走った。当面の安穏な生活が保証されるならばと身を合わせているうちに近頃かなり物騒な世の中となってきた。戦後の日本は平和国家だというがたった一日で平和国家に生まれ変わったのだから同じくたった一日でそのその平和とやらを守るという名目で軍事国家つまり戦争
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。