KUBOTAさん のコメント
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A: 事実関係
12月14日号アエラ掲載「本誌1030人調査でみる18歳の世論」
男子 女子
・安倍内閣を支持する 54.6% 33.6%
支持しない 45.4% 66.4%
・原発の再稼働 賛成 66.4% 36.9%
反対 33.6% 50.9%
・安保法制 賛成 59.0% 36.9%
反対 41.0% 63.1%
投票の参考にするのは
テレビ 62.9% 66.2%
新聞 40.6% 30.9%
ネット 33.0% 27.8%
国に力を入れて取り組んで欲しいこと
男子 景気対策 147人
エジプトにアラブの春が吹いた時,テレビの街頭インタビューやドキュメンタリー番組を視聴した印象ではあるが,若い大学生,特に若い女性の大学生の見解が一番意識が高く聡明・民主的で,素直な考え方であった事を良く覚えている.それに対して男性は女性よりも全体に民主的な意識が低く,特に年配の男性や宗教者にその欲得や欲望が出ていたこと強い印象として覚えている.
日本の18歳の現状認識と意識についても,女性よりも男性が全体にその意識が低いことは,今回の「戦争法案」「戦争法」廃案・廃止行動の成人男女の行動と似た様な傾向にあると思える.抗議行動の現場を見た印象からも女性6~6.5:男性4~3.5程度の構成割合の印象を受けている.
どうやら女性の方が男性よりも物事の本質を敏感に見抜く眼力を持っているようだ.多分,私たちが生きているこの社会の構造が,男性に較べて女性の方に不利な仕組みに出来ていることが,世の中の本質を見抜く眼力の差,基礎トレーニングの差となって現れているのではなかろうかと見ている.
今回の「戦争法」とアベ独裁政権への批判行動の中心が若い方々に移りつつあり,特に女性が中心になって来たことに強い希望と可能性を感じている.現場に来て見れば解るが,「アベ辞めろ」のコールも女性のコールはとてもしなやかで強く素晴らしいものだ.この世の中,女性が先に変化をする.
来年7月の参議院議員選挙の立候補者だが,既成野党がなかなか共闘に苦慮していて,市民団体推薦の無所属候補を,野党全体で統一候補として応援する動きが出ているようだが,その場合,所属集団名などをつける必要のある場合は,「自由と民主主義の『シールズ』」とネーミングするのが一番適しているのではなかろうか.その中に「戦争法廃止」を強く願う若い女性をどしどし推薦して入れて欲しい.(2015年12月12日)
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