A:事実関係
12月14日号アエラ掲載「本誌1030人調査でみる18歳の世論」
男子 女子
・安倍内閣を支持する 54.6% 33.6%
支持しない 45.4% 66.4%
・原発の再稼働 賛成 66.4% 36.9%
反対 33.6% 50.9%
・安保法制 賛成 59.0% 36.9%
反対 41.0% 63.1%
投票の参考にするのは
テレビ 62.9% 66.2%
新聞 40.6% 30.9%
ネット 33.0% 27.8%
国に力を入れて取り組んで欲しいこと
男子 景気対策 147人
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男女で差がある所が本当に面白い!
>何故、男女の格差が出ているのか解らないが、まず、
>父親と母親の違いであろう。
>権力と一体でなければ職が危ないと感ずる父親と、
>原発などに目を向けている母親とが違うのであろう。
「権力と一体でなければ職が危ない」
勘違いも甚だしい。
地方では本当に職が無く、生活に苦しい方々も多くいる。
そういった方々であっても、家族を養っていかなければならない。
弱者の立場を無視して、裕福な者の価値観を押し付けるな。
独善的な民主党政権がいい例だ。
例えば、行政の無駄だといって、公共事業を全面否定したりすれば、
職が無くなく、道路工事などの公共事業で食べさせてもらっている
方々はどうなるのか。彼らには、生きる権利がないのか。
地方が政府の言いなりにならざるを得ないのは、地方過疎化の問題
が大きい為であり、突き詰めていくと、東京一極集中に原因ある。
また、地方の雇用は、主に中小企業が補っており、海外との競争が
激しさを増す中で、いかにして産業競争力を維持していくかという
論点(議論)を抜きにしては成り立たない。
確かに、今の自民党政権の政策方針が続けば、長期的に見た場合、
国家の存続が危うくなるだろう。
だからといって、上記のような保守系の立場からの論点、つまり
現実論を抜きに政策を議論することは、机上の空理空論である
といえ、矛盾に突き当たり、永久的に解決することはないだろう。
もし仮に、孫崎先生が政治家に立候補したとしても、私だったら、
申し訳ないが、落選させる。
対米自立は必要だが、地方の方々の生活を犠牲にすることはできない。
この種の世論調査は決まって回答者の詳細が開示されないため、果たして国全体の傾向を相似形で表しているのか否かいつも疑問に思います。「頭の悪そうなJK, DKばかり狙って回答集めたんじゃないの?」などと勘ぐってもしまいますが。
一方では、僅かながら周囲から聴こえてくる若い人の声がこの調査結果に符合しているのも否定できません。
彼等は「戦後史の正体」(書籍)など知りませんし、紹介しようとするも反応は極めて鈍いです。
かと思えば、先日 少々時事的な話をしている中、とある若者が鳩山元首相を口を極めて罵り、最低最悪の総理であると。しかし、そう繰り返すばかりで根拠はネトウヨのそれと殆ど同レベルです。私が鳩山氏を批判するのとはまるで違うわけです。
更に、今度は私が枚挙に暇がないアベの最低最悪、嘘と詭弁ぶりを並べ始めても ただ笑みを浮かべているだけでした。彼は日頃スマートにそつなく仕事をこなすタイプで、読書もするようですが、かつて孫崎さんが挙げられたどの推薦書にも全く関心を示さないでしょう。「他人の好みをとやかく言うな」と言われればそれまでですが。すでにジャンクフード漬け、化学調味料漬けの舌には本当の絶品の旨さが分からないのと同じ話かもしれません。ただし、若者云々言ったところで、各々の時代の大人社会の鏡に過ぎないと思います。
一般的に、この年齢について安倍や安保法案への支持率が強いのは、アンケートの内容にあるとおり、判断の材料がTVや新聞を根拠にしているからでしょう。なにせ、TVでは、反安倍の意見を言う人間は、番組から降ろされますし、なにしろNHKがひどい。新聞も全然だめですし、ましてや読売が700万部(?)出てる。
男女の違いは、しっかりした近現代の歴史を学校で教えない場合、つまり、きちんとした教育がなされていない場合、判断の根拠に「本能」が現れやすくなると思います。男の脳は戦闘を好むようにできているが、女の脳はそうともいえない。そんな違いが、このアンケートの違いに現れているのではないでしょうか。
>>3
「いい加減ぶん殴りたくなります。 」とは穏やかじゃないですね。でも言いたいことは良く解りますよ。確かに、要するに批判するだけ批判しても、解決策にはなり得ないって事でしょう。しかしですよ、貴方が批判するリベラル派の5つの妄想のうち最後の一つ、「・反権力を売りする者達が多く、結論ありきの議論に陥っている」を除けばこれ等全ては権力側(政権側)の言い分そのものじゃないですか、政府は辺野古の対案を出してますか?結論ありきですよね。ま、ともあれ貴方の様なご指摘に充分応じられる様なリベラル政党があればそれに越したことはないですがね、いっそ貴方ご自身がそのその様な主張や政策を掲げて新しい政党なり言論メディアを立ち上げますか?そうなれば私の様な無能で非力な庶民は、大いに支持し応援したいですがね。期待してます。
>>10
申し訳ない。
悔しさからくる怒りの表現を用いてしまいました。
私はこのブログが解説して間もない頃からここを見ておりました。
当時、対米自立を訴える論客、国際情勢を徹底したリアリズムの観点
から論じられる専門家は、孫崎先生くらいしか見当たりませんでした。
支離滅裂な日本外交を救う、我が国に残された唯一の希望だろうと。
しかし、最近では、安倍政権の極端な政策への反発からなのか、
孫崎先生ご自身が「極端な思想」へ傾倒してしまわれた。
またさらに、「戦後史の正体」が大ヒットし、名前が売れてからは、
失礼ながら、商業主義的・売名的な一面も覗かせるようになり、
発信される内容も、ひらすら「反権力」による大衆向けなものに
なってしまったと感じます。
いつの間にか、このブログは、左派やリベラル派の方々が意見交換、
というより、思想共鳴するための集会所みたいになってしまった。
私は、なんとか以前の「中立的、客観的な立ち位置」に戻せないかと
私なりに試行錯誤していたのですが、もう最近は諦めています。
酷評ですが、最近の孫崎先生は、外交専門家としての大切なものを失い、
判断能力が鈍っておられると感じます。
ご発信される内容も、「晩節を汚したくない」と考えておられるのか
「不都合な話題」を意図的に避けようとしている。
これではもう、私が当初期待していたものは望めそうにありません。
そろそろ、ここを離れる時期なのかもしれません。
随分以前になるが仕事でトルコを初めて訪れた時に感じた事のひとつに,風貌・容姿・流行面からの印象ではあったが,世の中の進歩に合わせて人間は女性が先に変化し,男性がかなり遅れて変化するとの印象を受けた事を記憶している.
エジプトにアラブの春が吹いた時,テレビの街頭インタビューやドキュメンタリー番組を視聴した印象ではあるが,若い大学生,特に若い女性の大学生の見解が一番意識が高く聡明・民主的で,素直な考え方であった事を良く覚えている.それに対して男性は女性よりも全体に民主的な意識が低く,特に年配の男性や宗教者にその欲得や欲望が出ていたこと強い印象として覚えている.
日本の18歳の現状認識と意識についても,女性よりも男性が全体にその意識が低いことは,今回の「戦争法案」「戦争法」廃案・廃止行動の成人男女の行動と似た様な傾向にあると思える.抗議行動の現場を見た印象からも女性6~6.5:男性4~3.5程度の構成割合の印象を受けている.
どうやら女性の方が男性よりも物事の本質を敏感に見抜く眼力を持っているようだ.多分,私たちが生きているこの社会の構造が,男性に較べて女性の方に不利な仕組みに出来ていることが,世の中の本質を見抜く眼力の差,基礎トレーニングの差となって現れているのではなかろうかと見ている.
今回の「戦争法」とアベ独裁政権への批判行動の中心が若い方々に移りつつあり,特に女性が中心になって来たことに強い希望と可能性を感じている.現場に来て見れば解るが,「アベ辞めろ」のコールも女性のコールはとてもしなやかで強く素晴らしいものだ.この世の中,女性が先に変化をする.
来年7月の参議院議員選挙の立候補者だが,既成野党がなかなか共闘に苦慮していて,市民団体推薦の無所属候補を,野党全体で統一候補として応援する動きが出ているようだが,その場合,所属集団名などをつける必要のある場合は,「自由と民主主義の『シールズ』」とネーミングするのが一番適しているのではなかろうか.その中に「戦争法廃止」を強く願う若い女性をどしどし推薦して入れて欲しい.(2015年12月12日)
≫11
そのご意見もわかります。
私もチラッとよぎったりします。
ですが、このブログの初記事にあるように、料金を抑えてくれているから続けて購読出来る私としては、既にこの三年間の連載大変だよね〜ってしみじみ感じますし、且つ有り難いと思っています。
そして、筆者の孫崎氏の意向を勝手に付け加えるなら、今は「各自が自分の周りに発信する時期」ではないかと思います。
ブログなどは大抵、自分と同じ意見の人を探し、「そうそう、よく言ってくれた」ということで人気が出るのでしょうが、こと政治や歴史に関しては、各個人に託される内容です。
隣の人が反対意見の場合、どのように自分は振る舞うのか。
発言すること、他の意見を聞くこと、議論をキチンと出来るかどうか、ここがこのブログでのコメントをしている大人達に問われているのではないでしょうか。
今回は若い世代の調査が記事ですが、私の同世代でもまともに自分の意見を言える人は少ないです。
それを感じるときには暗澹たる気持ちになります。
しかし、子供達や若い世代にどうすれば、自ら考える機会がを作れるか、アプローチ方法を考えています。
(私は、1960年代生まれです)
タコ氏の自己主張には節度というものがない。意見を言うのは自由だが、自分だけは言わしてもらいますでは、周囲は不快感を覚える。そんなに自己主張したいなら、自分でTWなり、FBで発信したらいい。匿名を良いことに、誠実に物事を述べている人を馬鹿にしたり、脅したりするような恥ずかしいことが平気で出来る人のいうことに誰が耳を傾けるだろうか。
しかも、そのコメントの中の文言は普通に不穏だ。「殴りたくなる」は、すでに脅迫であり、「もし仮に、孫崎先生が政治家に立候補したとしても、私だったら、申し訳ないが、落選させる。」も恫喝だ。自分と意見が違うというだけでヒステリックに自己主張を繰り返すのは幼児のやることであり、嫌悪感を催させる。
ところが、こういうレベルのコメントは、ここの良識的な常連たちには相手にされずますますヒステリーを昂じさせる。ヤングホープさんやのぶたろうさんは、フレンドリーな説得を展開していてすばらしいのだが、それに対する返答がまた失礼極まりない。自分が勝手に理想化した偶像につきまとい、暴力をふるうというパタンは、米国の映画にもよくあるもので、これがリアルの世界で起こったら案外怖い。
本当なら、このような誹謗中傷や失礼について、タコ氏は謝罪しなければならない。
そもそも、隣国と対話して、無駄な争いをせずにすませるようにし、できれば相互発展をめざすという孫崎流の考え方のどこが「机上の空論」か?
寧ろ、当たり前の話であり、人としてとるべき道だ。
ドイツとフランスが、これまでの苦い歴史に学んで、今のEUの体制をつくりあげて来たことについて、孫崎さんは繰返して書いてきたし、テレビでも説いている。それは現実に起きた出来事である。
この何処が「机上の空論」か?
孫崎さんは孫子の兵法が戦わずして勝つを基本的な理念とすることを説き、米国のシェリング教授が個々の勝ち負けよりも長期的に価値の実現を戦略の目標とすべきことを繰り返して説いている。
それは、実際の人生のうえで応用すべき考え方だ。
ずいぶんと啓蒙された。
実際ありがたいと思っている。
70年前にはこういうプロフェッショナルな議論を展開する良識的な論客がいなかった。このことは、歴史のなかで大きな差異を生むだろう。
孫崎さんは外務省で「ハト派」と呼ばれたという。まったく結構なことじゃないか。今の時勢でタカ派を装うのは、むしろ、臆病者だ。この情勢のなかで堂々と「ハト派」発言する人こそ益荒男だ。暴力をふるうのが臆病者なのであり、暴力を前にして平和を説く者がつねに真の勇気ある者だ。