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tako2008さん のコメント

<ISのタンクローリー攻撃にやっと踏み切った米国の苦しい裏事情>
http://diamond.jp/articles/-/83113?page=4

 だが反政府派の主体はISおよびアルカイダ系のヌスラ戦線と
 その同調者だから、それらを和平交渉から排除せざるをえず、
 そうすれば実体のない交渉となってしまう。

 仮にISやヌスラ戦線の支配地をそのまま残して停戦しても、
 内戦の再燃は必至で、難民・避難者は安心して帰郷できない。

 また、もしアサド政権(シリア政府)が崩壊すれば、いまでも
 対立抗争をしているISとヌスラ戦線などがシリアの支配権を巡って
 次の内戦を始めそうだし、それでどちらかが勝っても、
 シリアはテロ組織の支配する国となり、難民は戻れない。

 ロシアのようにアサド政権を支援して、シリア政府軍にテロ集団
 であるISやヌスラ戦線を討伐させて内乱を鎮定し、その後各国が
 シリア復興を援助して難民が戻れるようにする以外に、現実的な
 策は無いのではないか、と考えざるをえない。
No.2
108ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  私は石川県出身ということもあり、北国新聞の欄「北風抄」に定期的に寄稿している。ここに、「パリテロ攻撃 . 米国加州銃乱射事件、西側の強行姿勢(総括)、-テロとの戦いは失敗する」論評を寄稿したので、それを掲載する・ ************************************** 11 月 13 日パリのコンサート劇場などでのテロ攻撃で 130 人以上の人が死亡した。米国カリフォルニア州サンバーナディーノの福祉施設で12月12日、銃乱射事件が発 生し、14人が死亡した。  こうしたテロ行為をうけて、西側諸国がイスラム国攻撃の姿勢を強めている。  11月15日、フランス軍はシリアにあるイスラム国拠点に空爆をした。ドイツ政府 は12月1日、「イスラム国」掃討作戦に参加し、戦闘機や空中給油機、最大で1200 人の兵士を派遣させる計画を閣議決定した。英国下院は12月2日、「イスラム国
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。