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younghopeさん のコメント

9日(火)NHKの「クローズアップ現代」を旅先で見た。樹木希林が出ておられた。最初、国谷さんも、希林さんが相手では、軽くあしらわれるのではないかと想像していました。あらゆる人生の表裏を熟知し、がんに侵され続けておられる現在の希林さん、非常に興味深く見させていただきました。最後の場面で、国谷さんの現在の状況を慮って、優しく励ますような話を持ち出され、こちらも引き付けられた。希林さん、独特の話の中に温かみがあり、国谷さんは、生涯、希林さんを尊敬し、忘れることのできない言葉になっていると思います。それにしても、自然に頭が下がったのでしょうが、国谷さんのお辞儀の仕方は素晴らしかった。心からの感謝がほとばしり出たのでしょう。すさまじい希林さんの人間力に接し、私も素晴らしい感動を覚えました。EQの力は、無限の力を持つということの端的な例といえるのではないか。
No.10
106ヶ月前
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私が外務省で課長になる直前時代、局の審議官に呼ばれた。 「君は外務省を誤解している。外務省は理学部でない。理詰めで正しいことを主張すればいいと言うものではない。どう動かすかの工学部だ」  外務省の先輩に加瀬俊一がいる。日米開戦当時のアメリカ担当課長、兼外務次官の要職にあった。語学の才能が高く、松岡洋右外相や吉田茂首相が米国の雑誌『フォーリン・アフェアーズ』誌に寄稿した際のゴーストライターが加瀬俊一と言われている。大変な才子である。彼の著作を読んでいた時、次の記述に出くわした。 「初めて外務省に行くことが決まった際、母は“これから毎日外務省の門をくぐる時、今日一日、貴方のあった全ての人が会ってよかったと思えるように努めなさい。そして一日が終わって門を出る時、貴方にあった全ての人が貴方にあってよかったと思えるように努めたか省りみなさい”と自分に言った」 この文章私が外務省を終えた後読んで
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。