m.m.さん のコメント
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2 月 16 日読売社説は「GDPマイナス 足踏み脱却へ消費拡大がカギ」を掲げた。
論点は多くあるので、消費拡大がカギの点を中心にみてみたい。
「内閣府発表の2015年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・4%減、年率では1・4%減だった。マイナス成長は2四半期ぶりだ。主因は個人消費の低迷である。暖冬による冬物衣料などの売り上げの不振が響いた。輸出も新興国経済の低迷で0・9%減った。設備投資は、1・4%増と2期連続でプラスだった」と記した。
これを読売新聞自身が自分の新聞で報じた内容と比較してみよう。
賃金↓実質賃金(2015年)4年連続でマイナス
消費↓消費支出(15年12月)4か月連続でマイナス
生産↓鉱工業生産指数 2か月連続でマイナス
設備投資↓機械生産(15年11月)3か月ぶりの減少。
消費の落ち込みを、「暖冬による冬物衣料などの売り上げの不振が
米国の経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルも昨年11月に社説でそれを指摘して、「安倍首相が真の改革をしなければ政権が行き詰まる」と書いている。ロイター通信もサクソバンクCIOのスティーン・ヤコブセン氏の「アベノミクスは失敗に終わった。新三本の矢はやとは言えない」と断じている。ニューヨークタイムスも「円安政策は、円の価値を低下させただけ」だといっている。
外国では、とっくに見放されていることを、日本のメディアは報じていない。
北朝鮮の人工衛星についても、日本のメディアだけが「ミサイル」と言い続けている。
こんな「嘘つきメディア」を容認している読者の責任も甚大である。読者あっての新聞だと気づかせなくてはいけない。
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