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younghopeさん のコメント

米国の深慮遠謀にタガをはめられた日本の政治家の悲劇。相反する米国と日本国民の利害の調整は、矛盾を矛盾でないように取り繕うのである。米国の戦略が功を奏し、国民にはこの矛盾が見事にいきわたっている。まともな政治家であればあるほど悩みが尽きないのでしょう。

安倍政権のように、米国従属度を深め、従属することによって、政権を維持しようとするのである。悲劇は、米国の要求に逆らわず、従順さを示せば、今度は、米国にとって無用な政権になってしまう。何故ならば、米国の要求どおり進めていれば限界があり、国民が政府に反旗を翻すからである。現在の政権も,オバマ大統領侮辱を民主党が逆利用し、安倍政権を揺さぶっている。簡単に言えば、孫悟空(米国)の手の上で踊らされている政治でしかない。小沢氏を、日本全体が、米国につき、徹底的に排除した愚かさを思い知らされている。
No.1
106ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私は 2009 年、『日米同盟の正体』を書いて、日米の軍事関係はかつて米軍が日本にいかに自由に基地を利用するかが最大課題であったが、冷戦以降、米国は自衛隊を米国戦略に提供する方向に力を注ぎ、それが 2005 年日米間の合意「日米同盟 未来のための変革と再編」になり、新たな展開する状況になったと書いた。 これを推進せんとしたのが第一次安倍内閣である。 しかし、第一次安倍内閣がとん挫し、麻生内閣も短期。 福田首相は集団的自衛権に消極的。 そして民主党政権、それから第 2 次安倍政権になって、今一度、 2005 年日米間の合意「日米同盟 未来のための変革と再編」に戻り、集団的自衛権促進になった。  その意味では、 2009 年書いた『日米同盟の正体』は今日的意味を持っている。  幸い、講談社は本年17刷りを行ってくれた。  かつ、岩波新書、中公新書、講談社現代新書の「新書読み比べ」に入れていただいている。 下
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。