• このエントリーをはてなブックマークに追加

younghopeさん のコメント

我々老いゆく高齢者には、ジーンと胸に突き刺さる話である。

私も、子供たちは独立し、老夫婦二人の生活が続いているが、どちらかが先立ち、残されたものがあるという現実から逃れることはできない。残されたものの孤独、乗り越える力源泉を何に求めるか、それが問題なのでしょう。先立つものの心境は、どこかで伴侶の入所施設問題は避けて通れない。子供たちがどの程度面倒を看れるかという現実熟視と、現実的には無理であるが、看てほしいという願望が錯綜する。いつの時代、どこでも、だれでも、共通する人生の心配であり末路ではある。
No.1
105ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「助言 - 若い世代へ」としているが、今回はどう考えても、若い人々への言葉ではない。 でもいいか。書いてみよう。ひょっとして、伝わるものがあるかもしれない。 「おみさ居らねば餅つく気にもならず」 たまたま、中野孝次著『老いの矜持』に出てきた。次の解説がある。 「中野好夫は“私の文書心得」という短文の中にこのことを書いていて、それによると、この文章は、彼の母方、曾祖父、並河聴雨という人の日記にある由。聴雨は幕末から維新にかけての儒者。聴雨は 70 歳をいくつか越した年に、糟糠の妻おみさに死なれた。実子はなく、養子夫妻は都会に出、老夫婦二人きりの暮らしでだった。そしてその年の歳末の日記にただ一言、この一行を書き残していた。」   こちらは残された者の心情を書いた。  これから去る者の心情を見てみたい。ソ連の詩人エセーニン( 1895 年 10 月 3 日 -1925 年 12 月 27 日)の詩である。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。