• このエントリーをはてなブックマークに追加

名を正すさん のコメント

>>5
「ひょっとすると聴きに来るのは例外的な方々で、日本の大半の中高年はダメな人たちでないか。とある社会で、大半の大人は時事問題に対して意識が高いのに、若者はまるで未熟なまま-などということがあるでしょうか。」に同じ思いを感じています。
決めつけるわけにはいきませんが、たまたま政治家だけが劣化しており、国民は劣化していないということも考えにくいと思います。さらにこのことは何も現在だけに顕著なことでなく、戦前からずっとそうだったのではないかと考えられます。
事実、先の無謀な戦争に多くの国民も反対せず、終わった途端被害者のような顔をしていたわけですから。
たまたま敗戦によって民主主義国家となり、言論の自由を得ましたが、言論の自由を駆使して時の権力を監視すべきマスコミが、今やご承知のようなていたらくです。
ここからは、半分冗談で半分本気ですが、日本人は本当は言論の自由を持て余している、過激に言えば憎んでいるのではないかとさえ思うときがあります。現行憲法の基本である国民主権とはかけ離れた意識しか持っていないのではないかと思います。もともと政治の話をしない、議論をしない風土でもあります。そこへ現行憲法が制定されても、猫に小判かもしれません。
でなければ、これ程の無茶苦茶な政権が何度も選挙に勝ち、支持率が40%~50%もあるというのが理解しにくいのです。まるで牛や豚が肉屋のオヤジを応援するようなものです。強烈な権力者に抵抗し、焚書坑儒の伝統がある中国人は、相当に締め付けないということを聞きませんが、日本では強烈な暴君が粛清の嵐を巻き起こしているわけでもないのに、本当に不思議です。このレベルの政府に抵抗できないマスコミ、いったいなんなんでしょうね。
No.7
105ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
日本は自由な発言が許されない国になりつつある 日本外交と政治の正体 孫崎享( 26 日付日刊ゲンダイ、金曜日発売) *************************** 最近、2つの発言が気になった。NHK「クローズアップ現代」のキャスターだった国谷裕子さんと、女優の木内みどりさんの発言である。 1993年に始まった「クローズアップ現代」は17日に最終回を迎えた。番組の終了には、官邸や自民党の不満が背景にある――とささやかれている。 2014年7月3日の番組で、国谷さんは菅官房長官に対し、集団的自衛権の行使容認について舌鋒鋭く迫った。 〈解釈の変更は日本の国のあり方を変えるというようなことだと思うのですが、国際的な状況が変わったというだけで憲法の解釈を本当に変更してもいいのかという声もありますよね〉 〈密接な関係のある他国のために、もし集団的自衛権を行使した場合、第三国を攻撃することにな
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。