フレデイ タンさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今、報道界では、政府に批判的な発言をする人々が発言の場を奪われている。特にテレビにおいて次々番組を降り、場合によっては番組自体がなくなるという事態を迎えている。
報道特集キャスター金平茂紀氏は、役職にありながら、第一線で報道するという、多分唯一のジャーナリストであった。彼は 3 月 31 日付で執行役員を退任する。
3 月 30 日付朝日新聞は「テレビ報道、強まる同調圧力 金平キャスターが語るいま」を報じた。現在のメディアの状況を内部から発言する貴重な発言を行っているので、その一部を抜粋する。
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。TBS「報道特集」キャスターの金平茂紀さんに話を聞いた。
(抜粋)
――偏向を指摘された番組アンカーの岸井成格さんが「NEWS23」から降板しました。岸井さんの件でいま、社内はどうなのでしょうか。
「おおっぴらに議論するという空気がなくなってしまった
私の認識では戦争はどんな理由、口実であれ、絶対ダメということで日本が占領体制から脱却した事は事実です。私が中学校一年生の時共産党員の若い先生が憲法前文を力強く大きな声で朗読されたのを懐かしく思いだします。勉強の出来る子も出来ない子も心底から納得しました。これは昭和15年生まれの私の証言です。
今、行われている言論人弾圧はやはり現政権が戦争を目指しているということを如実に語っていると思います。アベノミックスは戦争でしかごまかせなくなってしまっているのです。経済理論や国際経済ルールに従ったオペレーションではにっちもさっちもいかなくなってしまっています。彼らは我々年配者の目には1945年夏の悪夢の再現を目指しているとしか言いようがありません。
太平洋を隔てた邪悪な国、米国では想定外だった異色の大統領選が展開されています。ひょっとすると軍産複合体推薦のネオコン・シオニストで戦争狂いのヒラリー・クリントンがレースから追いだされるのではないでしょうか。サンダースやトランプが米国人民の注目を浴びているのは彼の地の人民が第三次世界大戦(米国の先制攻撃による)の危機の臭いを感じているからだとも私は思うのです。日本の無頓着な大多数にも日本のメデイアが抑制してもその実相は太平洋を渡って伝わって来ると私は信じて居ます。しかし、そういう悠長なことではいけません。古来、天孫族は外敵に占領されたのは1945年だけですから、こらえ性がない。つまり、我慢出来ないことに特徴があります。日本が第二次パールハーバーを起こすかもしれません。だって、どう見ても、安倍氏たちは癇癪もちです。中國海で事を起こすかも知れません。現政権打倒で国民は益々力を結集しなければ、とんでもないことになるのを私は恐れます。
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