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科学的根拠をもとにしたノートの取り方の7つのポイントを紹介します。
1. そもそもノートは取るべき?
そもそもノートを取らない人もいます。
これに対しては、例えば、2002年の研究や2011年の研究でも、2014年の研究でも、やはり、ノートは何もしないよりは、絶対に取ったほうがいいということが分かっています。
講義の内容をしっかり纏めるようなノートの取り方をしても、もちろん効果はありますし、メモ程度の取り方でも結構ですし、スポーツや料理などの技術をレクチャーされる場合にも、ノートを取らないよりは取った方がいいです。
あらゆる場面で、ノートやメモをとるということは、長期記憶への定着を促す効果があるということです。
結論としては、まずノートは取った方ががいいということになります。
最近はノートを取らずに、スマホの写真で撮って終わりということも多いのではないでしょうか。写真や録音をプラスαで使うのは結構ですが、長期記憶への定着を促すのであれば、ノートは取った方がいいです。一時的な試験を乗り切るということではなく、一生使えるような知識を身につけたいのであれば、尚更、どんな形式でもノートを取った方がいいです。
デジタルとアナログでは、記憶の定着を考えるのであれば、手書きの方が絶対にいいです。ノートはアナログで取ることをお勧めします。
写真や音声で撮るのであれば、どちらかといえば音声をお勧めします。写真でも結構ですが、写真の場合は写真を撮ればそれで十分と考えてしまい、自分なりに整理する時間が無くなってしまいます。実際に人間の記憶力は、カメラ付きの携帯が出てから驚くほど低下していると言われています。人間の脳は、写真に記録しているから覚えなくてもいいと考えてしまうわけです。
ちなみに、電子書籍とオーディオブックでどちらの方が記憶に残るのかという研究も行われていて、記憶の定着という点では同じぐらいです。アナログの本やノートはそれらよりも記憶の定着率は高いので、やはり、ノートは手書きがお勧めです。
授業などでは手書きのノートで記録して、それを自分なりの言葉に纏めたり、問題集化するような形でマインドマップなどに整理したりする際にデジタルにするのはいいと思います。ノートは記憶のために取りましょう。
ここから先の、残り6つのポイントを知りたい方は続きをどうぞ↓
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