そもそもお金が貯まらない理由は何でしょうか?
今回はお金が貯まらない理由をまずは紹介しそれを解消するための3つの戦略を有料枠で紹介します。
ひと財産作るためにも元手が必要です。トマ・ピケティも
『21世紀の資本』で言っているように、残念ながらお金を働かせている人のところにお金は集まるものです。一番お金に近いところにいる人が稼ぐのが資本主義なのでこれは仕方がないところです。資本主義社会であり民主主義社会であるこの世の中に生きている僕たちは人を集めるかお金を集めるかしかありません。
そのあたりを考えるにあたってもまずはある程度の元手が必要になります。そのためにはまずは無駄な使い方を減らす必要があります。
1円でも安いところを探すために一生懸命になる人もいますが、それよりは本を読んだりして稼げる方法を勉強した方がはるかにいいです。本当に必要なところには使うけれど無駄なところへお金を使うことを減らす、つまり、使って得するところを見分けるということです。
なぜお金が貯まらないのでしょうか?
お金が貯まらない理由は大きく分けて三つあります。
1. 情報の管理ができていない
何を削れば一番お金が貯まるのか、何に一番お金を使えば稼ぐことができるのかということが分かっていません。
皆さんが一番たくさんお金を使っているものは何ですか?
皆さんも考えてみてください。
・・・
・・・
この質問に対して明確に即答できる人はそんなにはいません。多くの人は何に一番お金を使っているのか、それがどれくらいの金額なのかも分かっていないものです。
普通に考えれば貯金をしたいのであれば、一番削ればお金が残る出費から考えていかないといけないはずです。それを考えることなくコンビニでコーヒーを買うことをやめようかとかどうでもいいところを削ろうとします。
自分が何にお金を使っているかが分かっていないと、思いつきやすい所が無駄だと思ってしまいます。そうなると手近なところから減らそうとしてしまいます。
たくさん情報があって曖昧な場合は人間はミスをしやすく自分にとって都合のいい判断ばかりをするようになってしまうものです。
2. 資産の分散
投資家などや資産がよほど多い人であれば別ですが、例えば口座を複数に分けたりすると実際の総額を見誤ります。
タンス預金をしたり財布をいくつも分けたりしている人もいるかと思いますがこれは無駄です。
資産は分散させればさせるほど人間は貯蓄がたくさんあると思ってしまいます。一箇所にまとまってあればいくらあるのかはすぐわかりますが、分散させるとたくさんあるような気がしてしまいます。
3. 予算の誤謬
人間は予算の誤謬という性質をもともと持っていて、お金が貯まらない理由のほとんどはこれです。
先週いくらお金を使いましたか?
来週いくらぐらいお金を使うと思いますか?
この二つの質問をすると人間は驚くほど低く見積もります。過去は都合のいいことだけを思い出し未来に対してはバラ色の未来を想定するものです。
使ったお金もこれから使うお金も安く見積もってしまうので貯金もできるだろうと簡単に考えてしまい結果的に使いすぎる上にそれを復習しなくなります。これを繰り返してしまうので知らないうちにお金を使ってしまうわけです。
お金が貯まらない理由は意志の力が足りないということよりも正しい情報を見えなくしてしまっていることがよくないわけです。
我慢するのではなく、これをどうすれば自然と見えるようにすることができるのでしょうか。
一見貯金とは関係のない三つの戦略を使うことによって貯金体質に変わる方法をこの先は紹介していきます。
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