基本的に、自分でビジネスをしようとか、人生を切り開いていこうとする場合には、大企業にはできないようなことをする必要があります。
その点で重要になるのは SNS です。
企業が行なっている SNS はそのほとんどが失敗しています。
宣伝目的感がどうしても出ますので、多くの場合企業が SNS を運用しようとすると失敗するわけです。
その点で SNS においては個人の方が圧倒的に強いということです。
ですから、SNS において、いいねをもらえたりフォロワーを増やす心理学を学んでおけば、それはとても役に立つと思います。
自分に合った SNS を使うということが重要にはなりますが、今回は、どんな投稿をすれば、いいねを増やして拡散力を強めていくことができるのか、発言力を強めていくのかという内容になります。
いいねが増える友だち(相互フォロー)の数
<2008年にミシガン州立大学のFacebook を使った実験>
・5種類のプロフィール内容の同じ Facebook アカウントを用意
・それぞれのアカウントは友達の数だけを100〜900人の間で調整
・いいねの付きやすい友だちの数(相互フォロー)を調べた研究
<実験結果>
・友だちの数は、100〜300人が最もいいねがつきやすかった
・それを上回っても下回っても人気度は低下する
※ダンパー数が影響
(大脳のサイズから考えると、人間が関係を維持することができる人間関係はおよそ150人が限界)
あまり友だちの数が多すぎる人はリアリティがなくなります。
人間が相手を理解することができて、信頼度を高めることができるコミュニティは150人が限界だということです。
つまり、たくさんフォロワーがいればいいということではありません。
いいねが増える友だちのタイプ
<2008年にミシガン州立大学がFacebook を使った実験>
・389人の男女を対象
・架空の Facebook 5種類のアカウントを用意
・アカウントは投稿内容は全て同じ
・いいねやコメントをつけているユーザーだけが異なる(美男美女or冴えない男女)
・投稿に反応しているユーザーによって、いいねの数が変わるのかということを調べた研究
<実験結果>
・美男美女の反応が多い投稿は平均で10%好感度が高かった
※実際にどうかは別として、SNS 上での美男美女でいい
(注意)
SNS 上のプロフィール写真を盛れば盛るほど、実際にあった時の関係はうまくいかなくなるということが分かっています。
バス大学の研究からの7つの欲望でいいねを増やすテクニックについて知りたい方は続きをどうぞ。