ブロマガ担当のコバヤシです。

みなさん、ゲーミフィケーションに関する実践はその後いかがでしょうか?


特にこのサブチャンネルの中ではより実践を深めたいという方が多いと思いますので、皆さんそれぞれのフィールドでの実践には僕もとても興味があります。


実は、我が家では、これまで僕自身が中学生の頃のスーパーファミコン以来全くゲームに触ったこともないということもあり、二人の小学生の子供も全くゲームには興味がなく、ゲームをしたいと言われたこともありませんでした。


コロナの自粛中に多くの人がそうだったように我が家でも、「どうぶつの森」がやってきてそれ以降家族間のコミュニケーションとしても使われているような状況です。


子供たちがこれほど何かにハマって夢中になっている状況は今までありませんでしたし正直驚いています。

まさにここにゲーミフィケーションの要素があるのかと感じて、子供たちがどのゲーミフィケーションの基本要素に夢中になっているのかということを自分なりに検証したりしています。


そのポイントを理解することができれば、本を読むのが大好きだけれど運動はできればしたくないという長男に運動をさせたり、外で遊ぶのがとにかく大好きで、なぜかスクワットでさえも楽しみながらすることができるけれど、勉強は全く楽しくないという長女に勉強も楽しんでもらえたりできるのではないかと思案しています。


もちろん、僕自身も自分の仕事や生活にさらに活かす方法を工夫して考えていけたらと思っています。


正直、まだまだ自分の実生活や仕事の面でゲーミフィケーションは使い方があると思いますし、決して十分に活かすことができているとも感じれない状況ですが、多少でも皆さんの参考になればと思いつつ、少しだけ実践も交えながら解説したいと思います。




今回は、ゲーミフィケーションの基本としての最後になります。

少し間が空きましたのでまずは復習から。



<前回までの復習>


1. チュートリアル

最低限のところを抑えたら行動した方がモチベーションが高くなるということでした。

2. スニペット

スマホと一緒に使う「先を指し示すメモ」を使うのが効果的だということでした。

3. 損失回避

それをしたらどんなものが手に入るのかということだけでなく、それをしなかったら何を失うのかということを考え、さらにそこに落差を加えて「取り上げインセンティブ」を用意することが効果的ということでした。

4. 進展フィードバック

するべきことを何日続けることができているのかをカウントする「習慣継続日数」と挫折しかけても復活することができた「リカバリーポイント」を使う方法が効果的だということでした。

合わせて、過去の自分と比較するということやスモールゴールを超えていくという方法もありました。

5. テーマ

自分がそれをする理由やそれをしなくてはいけないだけの価値観を意識することが重要でした。

使命感のようなものを感じるだけの自分なりの価値観を明確にして、テーマとしては「効果測定」や「費用対効果」を意識するという方法もありました。

6. ストーリー

何気ない日常の中にもストーリーを見つけていくことも大切でした。

そのための方法としては、「明日の自分を4コマ漫画にする」とか「自分の1日をシェアする」という方法もありました。

7. 謎

隙間があるとそこを埋めたくなる人間の性質を利用して、自分が知らないことや分からないことに対して好奇心を駆り立てられるようにしていくというものでした。

ここでは読書であれば拾い読みで好奇心を上手く利用して読み進めるということと、自分が何をできるのかということではなく、何をできるようになるのかということに注目することも大切だということでした。

8. 時間圧力

時間に追いかけられるのではなく時間を追いかけるために、「タイムトライアル」や「デッドラインボーナス」というテクニックがありました。

そして、締め切りやデッドラインを設ける際には、計画錯誤対策としてデータを正確に参照するか第三者に尋ねるという方法がありました。

9. 希少性

自分の中のスキルや方法、成果や報酬などに対する独自性を探して、自分なりの戦い方や方法を見つけることが大切で、他の人と全く違うことをしようとするのではなく、自分のそんな能力を人とは違う使い方をするのが重要だということでした。

10. 戦略性

「今あなたがしている仕事にどんな戦略がありますか?」という質問をされた時に、人に語れるかどうかということが重要で、まずは人に語りたくなるようなストーリーを用意しようという内容でした。